帝京大学医真菌研究センター

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抗真菌薬の研究・開発

当センターは発足以来、抗真菌薬の基礎的・応用的研究を重要テーマとして精力的に取り組んできました。とくに抗真菌薬の薬効評価を中心とする前臨床的研究は、我が国唯一の専門研究機関として世界的レベルを維持し、高い信頼を得ています。

新規抗真菌薬の開発に関して、当センターでは候補物質のin vitro およびin vivo 抗真菌活性の測定、作用機序の解明、体内動態の解析等の薬効評価に関わる試験項目について、臨床試験成績の予測や用量設定に必要な基礎的データを提供してきました。当センターがこれまでに開発および前臨床試験に関わった抗真菌薬一覧を下表に示します。

現在では特定の試験項目に関する委託研究に限定されず、新規抗真菌薬ならびに、各種植物由来抗真菌物質のin vitro およびin vivo抗真菌活性の測定、抗真菌物質の作用機序の解析、新規抗真菌薬の市販後調査、および抗真菌薬感受性試験法の標準化などに取り組んでいます。

外用抗真菌薬 上市年
tioconazole 1984
tolciclate 1984
cloconazole・HCl 1986
oxiconazole・HNO3 1986
sulconazole・H2SO4 1986
bifonazole 1986
butenafine・HCl 1992
neticonazole・HCl 1993
terbinafine・HCl 1993
ketoconazole 1993
miconazole(経口ゲル剤) 1993
amorolfine・HCl 1994
lanoconazole 1994
luliconazole 2005
内用抗真菌薬 剤型 上市年
amphotericin B 注射剤 1962
miconazole 注射剤 1986
fluconazole 注射剤/カプセル剤 1989
itraconazole カプセル剤/経口液剤/注射剤 1993
2006
terbinafine・HCl カプセル剤/錠剤 1997
micafungin 注射剤 2002
fosfluconazole 注射剤 2004
voriconazole 錠剤/注射剤 2005
amphotericin B(リポソーム製剤) 注射剤 2006

当センターが研究・開発に関与した上市抗真菌薬恒温恒湿の保存室に収蔵された真菌株超低温フリーザー(-80℃)に凍結保存された真菌株一覧

ミクロ液体希釈法による薬剤感受性測定