「第6回 日本-リトアニア合同生命科学シンポジウム」を開催しました

2019年11月01日

2019年10月8日(火)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて、「第6回日本-リトアニア合同生命科学シンポジウム"6th Japan-Lithuania Joint Life Sciences Symposium"」を開催しました。このシンポジウムは2014年から毎年両国で交互に開催されており、今年で6回目となります。今回は本学主催、リトアニア研究評議会・リトアニア大使館・日本学術振興会共催で行いました。

 

リトアニア共和国は、中東・ヨーロッパの中で最も先端科学産業が発展しており、産官学連携のもと、研究開発を推進している国です。本シンポジウムは、日本とリトアニア共和国の研究者が、医学・薬学・生命科学分野の研究内容を相互に発表し、自由な討議を通して、両国間の研究活動の相互理解と国際交流を深めることを目的としています。

 

当日は本学常務理事・副学長 冲永寛子の挨拶で開会し、リトアニア共和国からの来賓や研究者への歓迎の辞や、今後の活発な学術交流についての意向を話しました。続いて、リトアニア共和国 文部省副大臣 Valdemaras Razumas氏、駐日リトアニア大使 Gediminas Varvuolis氏より、このシンポジウムが両国の研究の発展に大きく寄与しているとの説明がありました。その後、日本側からは文部科学省局長 菱山豊氏が、リトアニア共和国との研究交流でもたらされた成果を報告しました。

 

その後、リトアニア健康科学大学教授 Vaiva Lesauskaite氏より大動脈硬化の分子メカニズム、同大学教授 Arvydas Usas氏より関節軟骨の再生と新素材についての説明があり、同大学教授 Dainius Pauza氏、同大学教授 Juozas Kupcinskas氏、同大学博士 Tomas Lapinskas氏らからも最新の知見に関する発表がありました。日本側は、熊本大学教授 西中村隆一氏がヒトiPS/ES細胞からの腎形成に関する報告をし、東京大学教授 谷憲三朗氏、国立国際医療研究センター部長 大河内仁志氏、筑波大学教授 深水昭吉氏、東京理科大学教授 早田匡芳氏、本学教授 川戸佳・本学特任教授 浅島誠がそれぞれ講演を行いました。シンポジウムの最後には、浅島特任教授およびDainius Pauza教授が、シンポジウムの総括と両国間における共同研究等の発展への期待を述べました。

 

本シンポジウムでは、再生医学や神経内分泌学、骨治療や癌治療など、基礎研究から臨床医学に関するさまざまな講演が行われ、日本とリトアニア共和国の双方から活発な質疑応答と意見交換がありました。終了後、早速新たな共同研究が生まれたことも、本シンポジウム開催の実績となりました。両国間の国際事業のさらなる発展が期待されます。

 

当日の様子01

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当日の様子08