本学における「公認心理師」の対応について

2018年01月16日

昨今の社会的なニーズの高まりを受け、心理職の国家資格について定めた「公認心理師法」が2017年9月に施行されました。

本学では、この公認心理師の受験資格も取得できるよう、学部・大学院ともに2018年度より公認心理師養成にも対応したカリキュラムに改変し、以下の対応を行います。

 

公認心理師とは

公認心理師とは、心理学への専門的知識やスキルを持つことを証明する国家資格です。

保健センターや保健所、病院、福祉施設、学校等の教育機関、企業等の場所で、他の専門家と協力しながら、心理的な支援が必要な方の現状を把握したり、相談を行ったりします。また、地域の人々に心の健康について学んでもらう機会を提供することも大事な活動のひとつです。

 

本学文学部心理学科の対応について

公認心理師の受験資格を得るためには、学部在学中に公認心理師受験に必要な科目を修得して卒業した後、大学院で必要な科目を履修し修了するか、認定を受けた機関における実務経験を積む必要があります。

 

公認心理師

 

 

本学大学院文学研究科臨床心理学専攻修士課程について

本学には(公財)日本臨床心理士資格認定協会I種指定の大学院があり、2018年度以降も大学院修了者は臨床心理士試験を従来通り受験することができます。

また、これまでの知識を活かし、公認心理師養成にも力を入れていく予定です。

公認心理師法施行日前(受験資格の条件となるカリキュラムがどの大学・大学院でも実施されていない時)に、心理系の大学や大学院に入学した人が受験できなくなるという事態を避けるため、下記の通り「受験資格の特例」が設けられています(公認心理師法附則第2条)。

 

特例措置について

すでに帝京大学の学部もしくは他大学の学部に在学中で、2018年4月以降に帝京大学大学院に入学される方は、学部で履修した科目のうち、公認心理師受験資格の要件となる科目に相当すると認められる科目が、一定の領域にまたがって一定の数を満たしていれば、大学院で必要な科目を修得して修了することで受験資格が得られます。詳細については、本学文学部以外の大学に在学中の方は、通われている大学にお問い合わせください。

※特例4は公認心理師法施行後5年間の予定です。

 

公認心理師特例措置

 

本学文学部心理学科における科目読み替え表

 

本学大学院文学研究科臨床心理学専攻修士課程における科目読み替え表

分類 本学大学院科目との対応
1.保健医療分野に関する理論と支援の展開

心身医学特論、神経生理学特論、精神薬理学特論、精神医学特論、大脳生理学特論、

生理心理学特論

2.福祉分野に関する理論と支援の展開 障害者(児)心理学特論、障害理解心理学特論、コミュニティ・アプローチ特論
3.教育分野に関する理論と支援の展開 教育心理学特論、学校臨床心理学特論、学習心理学特論、認知心理学特論
4.司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開 犯罪心理学特論、社会病理学特論
5.産業・労働分野に関する理論と支援の展開 人間関係特論
6.心理的アセスメントに関する理論と実践 臨床心理査定演習
7.心理支援に関する理論と実践 臨床心理面接特論、心理療法特論

8.家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践

臨床心理地域援助特論Ⅰ、臨床心理地域援助特論Ⅱ、社会心理学特論、集団力学特論
9.心の健康教育に関する理論と実践 なし
10.心理実践実習 臨床心理実習

※ これ以外の科目についてはお問い合わせください。

 

本学では、今後発表される内容に注意を払い、国家資格「公認心理師」に迅速な対応ができるよう準備を進めております。

詳細は厚生労働省のホームページをご覧ください。

 

公認心理師試験 修了証明書・科目履修証明書発行について

公認心理師試験 修了証明書・科目履修証明書発行についての詳細は下記をご覧ください。

また、本学大学院文学研究科臨床心理学専攻修士課程修了者対象発行については、作成期間が「2週間」程度かかります。郵送等の時間も考慮し2018年5月18日(金)までに「必着」にてお申し込みください