帝京大学総合博物館の常設展示紹介

展示室案内

フロアマップ

帝京大学のあゆみ

本展示室は、帝京大学の「歴史」と「今」を紹介します。

■帝京History

帝京大学の原点は、1931年(昭和6)年、「実践的教育」を方針とした帝京商業学校の創立にさかのぼります。その後の戦中・戦後の混乱期を乗り越え、その教育精神を受け継ぐ高等教育機関として、1966年(昭和41)年に帝京大学が東京都八王子市に開学しました。開学当初は、文学部・経済学部の2学部からスタートした本学ですが、今日までに文系・理系・医療系の学部をもつ総合大学に発展しました。

本展示では、本学の歴史を当時の写真や、実物資料、映像を交えて紹介します。

 

■帝京NOW

ラグビー部をはじめとした強化指定クラブの活躍や、各キャンパスで行われている最先端の教育・研究活動の成果、さらに特色のある学生活動の成果を紹介します。現在の帝京大学の姿をご覧ください。

 

多摩の歴史と自然

本展示室は、多摩地域の自然、考古学、歴史について紹介します。

■多摩の小さな自然

多摩地域は、山地や丘陵、台地、低地と多様な地形から成り立っています。そして地形に合わせた植物が育ち、その植物を食べる生き物たちが暮らしています。

帝京大学が位置する多摩丘陵は、落葉広葉樹の二次林が広がり、尾根部と谷部とが入り組んだ「谷戸」と呼ばれる地形が湧水を育み、豊かな自然環境が形成されてきました。丘陵ではアナグマや様々な鳥たち、アカネズミなどを見かけるでしょう。生息範囲が狭まっているムササビは高尾山など山地で、魚や水生昆虫などを食べるヤマセミは渓流で出会うことができます。

本展示は多摩地域の地形が形成された太古の歴史から現在の帝京大学周辺の小さな自然へと視点を移し、地形・植物・生き物3者の関係を紹介します。

 

■発掘されたキャンパス内遺跡

帝京大学構内では2015年時点までに、上っ原遺跡や竜ヶ峰遺跡、大塚日向遺跡の発掘調査が行われ、旧石器時代から近代・現代まで多摩丘陵史を編むことが出来る数々の考古資料が発見されています。これらの遺跡からは動物の狩りを目的とした縄文時代の「陥し穴」や竪穴建物、古墳時代のムラ、奈良時代の横穴墓、さらに平安時代のムラの一部が発見されました。本展示は上っ原遺跡と竜ヶ峰遺跡を中心に、発掘された資料を時代ごとに紹介しています。

展示の見所は、上っ原遺跡で出土した北東北の固有な土器である「赤彩球胴甕」の展示です。東北地方以南では初めての発見で、史料上にみえる8世紀後半から9世紀前半の律令国家による蝦夷制圧で、「俘囚・夷俘」として当時の東北民が他国へ強制移住させられた歴史的事実を、「赤彩球胴甕」を含む発掘された考古資料を用いて解説しています。

 

■江戸時代の大塚村

現在、帝京大学八王子キャンパスがある東京都八王子市大塚は江戸時代、大塚村と呼ばれていました。江戸幕府が編纂した官撰の地誌『新編武蔵風土記稿』によれば、大塚村は耕作に適した土地で、水田よりも畑が広がっていたそうです。村に住む人々は、蚕の糸繰りも生業にしていました。支配する領主は、幕府の代官、大名、旗本などと変化し、最終的に幕府の代官と旗本が治めることになりました。

 本学は現在、大塚地域の歴史を跡づける歴史資料「大塚村文書」を所蔵しています。古いものでは、寛文5年(1665)に実施された検地の状況を示す史料などがあります。この展示では、本学所蔵および市域に現存する資史料を使用して、江戸時代における大塚地域の歴史についてみていきます。

 

■床マップとテーブルタッチモニター

床一面に2500分の1の多摩エリア航空写真を貼り、ポイントにARマーカーを設定しています。展示室内に設置しているタブレットを使用して各ポイントの情報を入手することが出来ます。テーブルタッチモニター内では各展示に関連したゲームや写真スライドを楽しむことが出来ます。