国際交流委員長からのメッセージ

国際交流委員長 長田 博
国際交流委員長 長田 博

過去30年間で、人、財・サービス、資金、情報、文化、考え方などが国境を超えて活発に行きかい、世界各国の相互依存が深まるグローバリゼーションが急速に進みました。大学における教育・研究の国際化もかつてない勢いで進んでいます。その理由は、世界で通用する教育内容と研究環境を提供し、グローバル化した世界で活躍できる人材を育成することが大学に期待されているからです。

帝京大学は、教育指針である「実学」「国際性」「開放性」を融合させた特徴ある教育・研究の国際化を進めています。このために、イギリスにダラム分校、ロンドンとベルリンに海外キャンパスを持ち、さらに欧米やアジアに多くの提携大学や提携病院があります。これらへの短期留学、ホリデー留学、交換留学などが毎年実施されています。留学は、世界を知り、国際コミュニケーション能力を高め、自立心を養うための貴重な機会です。本学の国際化はさらに加速しています。例えば、外国語学部では2017年度入学生から全員留学制度が始まります。経済学部では、2015年の帝京アジア交流プログラムの開始とともに英語による専門科目の講義が始まり、2018年4月には国際経済学科を開設します。

他方、帝京大学は留学生の受け入れと教育にも力を入れています。アジア諸国での現地入試、留学生特別入試、提携校からの短期・長期留学生の受け入れも積極的に進めてきました。2017年には「国際学生寮府中」が完成しました。近年、反グローバリズムともいえる考え方が世界のあちこちで台頭し、国家間の緊張関係の高まりがみられます。このような時代であるからこそ、長期的視点に立った大学キャンパスのグローバル化促進が重要であると考えます。世界各国からの留学生と日本人学生が、相互の価値観を尊重しつつ、国籍を超えて混ざり合い、グローバルな考え方を身につけることは、国際社会の将来にとって重要なことであり、本学の教育指針である「国際性」と「開放性」とも一致します。

学生の皆さんの積極的参加と教職員の努力によって、帝京大学の国際化とキャンパスのグローバル化を、着実に前に進めたいと思います。