「植物オキシリピンの生理機能の解明とその応用」が文部科学省から支援選定事業に選定【バイオサイエンス学科】

日本の科学技術の進展に寄与する研究として「平成25年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に選定されました

バイオサイエンス学科、山根久和教授が代表を務め進めている研究「植物オキシリピンの生理機能の解明とその応用」が「平成25年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に選定されました。本研究はバイオサイエンス学科のスタッフからなる研究チームにて、2013年度から2017年度まで、5年間にわたり進められます。

研究内容

研究内容

■研究概要

植物ホルモンであるジャスモン酸(※1)など、脂肪酸の酸化的代謝物でオキシリピン(※2)と呼ばれる生理活性物質の生合成・輸送の制御機構や生理機能を分子レベルで解明するとともに、オキシリピンの病害虫抵抗性誘導作用や二次代謝産物生産誘導作用に着目して、病虫害に強い作物の育種や新しい農薬の開発、作物生産性の向上および有用物質の生産等に応用しようとするものです。

 

■研究課題

本研究における各研究課題は、植物生理学、植物分子遺伝学、機器分析学、天然物化学などの広範な領域を含んでいます。また、最先端の質量分析計や、共焦点レーザー顕微鏡などのイメージングシステムを活用することにより、本学部がオキシリピンの化学分析に限らず、生合成制御機構やシグナル伝達の分子機構研究の世界的な研究拠点の1つとなることが期待されます。

※1ジャスモン酸:植物ホルモンの1種。植物の生殖器官形成、二次代謝産物生産、病虫害抵抗性発現などを制御することが知られています。
※2オキシリピン:脂肪酸の酸化的代謝物の総称で、動物ではプロスタグランジンやロイコトルエン、植物ではプロスタグランジンと構造の類似したジャスモン酸がよく知られています。

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

私立大学が、各大学の経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究プロジェクトに対して重点的かつ総合的に補助を行う事業です。各大学が最先端の研究や地域に根差した研究などの観点から研究プロジェクトを計画・申請し、文部科学省が審査の上で選定を行います。選定された研究プロジェクトは、遂行するための研究拠点に対して、研究施設・設備整備費や研究費を一体的に補助されます。

帝京大学の研究活動

「植物オキシリピンの生理機能の解明とその応用」の研究活動をご紹介します

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