薬学部のコミュニケーション教育

医療人としての人間性や医療に対する姿勢を、実践を通して身につけます

薬学部では、医療の担い手として、人の命と健康な生活を守る使命感と責任感を有する人間性豊かな薬剤師を養成することをめざしています。そのために、1~5年次の各学年においてコミュニケーション科目を設け、充実したヒューマニズム・コミュニケーション教育を提供しています。これにより、チーム医療や地域医療の場で薬剤師としての職能を発揮するための十分なコミュニケーションスキルを身につけることができます。

コミュニケーション教育の概要

年次 科目 概要
1年次 ヒューマンコミュニケーション

ヒューマンコミュニケーションでは、3学部合同の講義やスモールグループディスカッション、ロールプレイを通して、コミュニケーションに関する基本的知識と態度を身につけ、その意義と重要性を学びます。
※薬学部のチーム医療にも「ヒューマンコミュニケーション」の紹介がありますので、合わせてご確認ください。

2年次 薬学コミュニケーション1

身体の不自由な方や患者さんとのコミュニケーションをテーマに、「ヒューマンコミュニケーション」で学んだコミュニケーションスキルに磨きをかけます。講義やビデオによる学修に加え、身体の不自由体験、高齢者福祉施設体験などを通して、身体が不自由な人への配慮のしかたや、文書によるメッセージの伝え方などを学びます。
※薬学科のカリキュラムのしくみにも「薬学コミュニケーション」の紹介がありますので、合わせてご確認ください。

3年次 薬学コミュニケーション2

セルフメディケーションに寄与する薬剤師に必要な「服薬指導と栄養指導」に関する知識とコミュニケーションスキルを身につけます。PBL(Problem-based Learning)方式による学修で知識を自主的に学んだ後、患者さんに安心感をもたせ、信頼関係を築くスキルをロールプレイで学び、実技試験も行います。

4年次 コミュニケーション4(※1)

これまで我が国で起こった薬害の具体例とその背景にどのような要因があったのかを、薬害患者の体験談の聴講を通して学ぶとともに、薬害を根絶し薬を安全に使用するために、薬剤師としてどのような対処が必要なのかを考えます。また、健康管理と救急医療に関する知識を深めるために、バイタルサイン、呼吸機能検査の測定法やAEDの利用方法についても学びます。

5年次 コミュニケーション5(※2)

薬物療法に携わる薬剤師に必要な患者さんとのコミュニケーションスキルを身につけるため、具体的な症例をもとにした処方薬の情報収集や病態の予想、問題点の抽出、服薬指導までの一連の過程を実践的に学びます。また、模擬患者に対して面談を行い、患者さんから十分な情報を引き出すためのコミュニケーションスキルの向上をめざします。

薬学部では2014年度入学生から新しいカリキュラムに移行しているため、旧カリキュラムを履修している学年と授業名が異なっています。

(※1)2014年度の4年生は『コミュニケーション4』として開講

(※2)2014、2015年度の5年生は『コミュニケーション5』として開講

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