看護学科の授業紹介

丁寧かつきめ細かな指導で、着実に知識と実践力を高めていきます

看護師とは、豊かな人間性と冷静な観察力、判断力、高度な実践力が求められます。それらを習得するために座学だけでなく、グループワークや演習などの多彩な学習を通して、自ら考え主体的に学べる能力を身につけていきます。同時にチーム医療についても学び、他職種とのかかわり方を身につけます。

フレッシュセミナー

入学して間もない時期に、これから共に学ぶ仲間との交流を図りながら、主にグループ学習の中で大学での学修に必要な学習方法の基礎を学びます。自己紹介・他己紹介などでお互いを知ることから始め、それらにより緊張や不安を和らげ、仲間づくりの場とします。その後、文献検索の方法、レポート・論文の書き方の基礎、倫理的判断の基盤、文章の読解・批判的思考などを演習やグループワークを通して行います。自己学習で行ってきた内容を授業においてグループワークでディスカッションをし、また、それを発表することでさらに学修を深めていきます。本学科の特徴であるグループアドバイザー制度にのっとり、グループの担当教員は、個々の学生に合わせた助言・指導を行いながら、学生の学修をサポートします。今後のさまざまな科目におけるレポート作成や情報倫理の基礎となる科目です。

基礎看護学Ⅱ

看護師には看護専門職として患者さんの視点に立った質の高い看護を提供できる実践能カが求められています。時代に即した社会の規範にかなう倫理観を持ち、科学的根拠をもった看護が提供できるよう、基礎となる技術を学びます。この科目は1年次に初めて学ぶ演習科目です。看護技術の共通基盤(「看護技術とは」「コミュニケーション」「安全」「環境」「ボディメカニックス」)を学習し、その上で日常生活の援助(「活動・休息」「清潔」)に関する知識と技術を学びます。看護技術は演習(グループワークを含む)を通して学びますが、対象者の状態を把握し具体的な看護技術を提供するプロセスを生かすために、ただ手順を実践するだけでなく、対象者とのコミュニケーションを大切にし、健康状態の観察を行う技術を身につけていきます。演習では学生が患者さん役・看護師役・観察者役となり、お互いに客観的な意見をフィードバックすることで学びの共有と自己の課題を明確にしながら学びます。

リプロダクティブ・ヘルス看護援助論

周産期(妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期)における看護技術を中心とした援助をグループワークや技術演習によって学習します。技術の一部として妊娠期では、妊婦のモデル人形を使用してレオポルドの触診法(胎児の大きさ・胎児の向き・胎児の姿勢他)や子宮底長測定を行います。妊婦体験ジャケットの装着により日常生活動作を行い、妊婦・産婦体験を通して援助のあり方を考えることにつなげます。また、新生児の抱き方・寝かせ方・おむつ交換・沐浴などを行い、母親への指導を行う看護者としての知識や技術を習得します。母性看護技術の原理原則・根拠や意味を理解し、安全・安楽な方法を理解し、その実際を学びます。母性看護援助論Ⅰで既習した看護過程について、さらに看護計画を中心に学習を深め発展させるために、産褥期にある母子の事例を展開します。少人数学習により、疑問をその場で解決し実習につながる授業です。

成人保健学

大人の健康を「生活習慣病」という観点からとらえ、一次・二次・三次予防の具体的な援助方法について、事例検討を通して学びます。授業はグループワークが中心となっており、3~4名が1つのグループを組み、与えられた課題について教室・パソコン室・図書館などで分からないことを調べながら進めます。授業中に達成する課題は、健康診断で異常値を指摘された事例をもとに患者さんと受診を勧める看護師のシナリオ作成や、病気の治療のために必要な食事療法を守れない患者さんへの指導計画を立てることなどで、学生は毎回熱心に意見交換をしながら互いに協力して取り組みます。看護についての学習だけでなく、グループで課題を達成するための協調性や、自分で分からないことを分かるまで調べるといった主体性や探究心も養います。

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