スポーツ医療学科 救急救命士コースの授業紹介

講義やロールプレイを通して専門知識や人とのかかわり方について学びます

救急救命士コースでは、救急救命士として必要となる基礎的な医学知識や応急処置に加え、人の心の動きについても学びます。非常事態である災害現場などで対応しなければならない要救護者が通常とは違う状況になるということを理解し、接し方を考える必要があるからです。それを踏まえた上で、どのような処置ができるのかを考え、現場で活躍できる知識を学びます。

ヒューマンコミュニケーション

ヒューマンコミュニケーション

板橋キャンパスにある医療系3学部の共通教育科目の1つで、医療人としての歩みを進める前に人として必要なコミュニケーション力を身につけることを目的に行っています。現在の医療事故のほとんどの要因となっているヒューマンエラーは、人間同士のコミュニケーション不足によって起きています。それは救急救命士にとっても同じことで、傷病者やその家族、救急隊員などと正確にコミュニケーションを取る必要があります。そのためには、自分は伝えたつもりであっても、相手に伝わらなければいけません。この授業では相手を思った意思疎通を図れるよう、顔が見えない状況や、相手が思っていることが顔から読み取れない状況など、さまざまなロールプレイを通じて人と人とのかかわり方を学んでいきます。

救急処置各論Ⅲ

救急救命士は、傷病者の病態を的確に把握・評価し、その結果を持って適切な医療機関へ搬送しなければなりません。また、搬送中は傷病者に対する適切な処置を実施する必要があります。これら、救急医療における基本的な処置を実践するにあたって必要な基礎知識・理論・技術を、救命救急センターに勤務する一線の医師から講義で習得します。

講義を担当するのは、隣接する帝京大学医学部付属病院救命救急センターに勤務する医師です。臨床経験豊富な医師から、専門的な分野の基礎となる解剖・生理から病態までの理解を深めていきます。さらに、病態を理解した上で、各々の病態から必要な処置についても学んでいきます。一線で働く救命医から、常に最先端の医療処置を学ぶことが出来ます。

救急処置各論Ⅷ

救急処置各論Ⅷ

救急救命士として必要な基礎的な知識、解剖・生理から病態の把握までは2年次までの授業で学びます。また、各々の病態に必要な処置は座学で学び、手技は実習で習得します。このような、基本的な知識・技術を学んだ学生が履修するのが、この臨床実習Ⅷです。

臨床実習Ⅷでは、これまで学んだ基礎知識の再確認を行い、正確な身体所見の把握および迅速な他者への伝達法を習得します。さらに、症状より疾患を予測し、短時間での把握を目標とします。これらを習得した上で、正確な疾患モデルを班ごとにシュミレーションし、あらゆる場面でも対応できる能力を養います。同時に臨床シミュレーション用の症例作成を実施し、実際の現場だけでなく、国家試験臨床問題においても柔軟に対応できることを目標としています。

救急救命特論Ⅰ・Ⅱ

最終学年で履修する救急救命特論では、救急救命士として基本的な知識・理論・技能を習得した上で、より臨床に近い考え方を学んでいきます。具体的には、救急救命士国家試験の臨床問題を用いて、傷病者の病態を理解した上での搬送医療機関の選定、応急処置の優先順位やその判断基準など、現場で必要となる考え方を習得します。また、国家試験問題の解説を一部、学生が担当し、問題を解説することで病態の理解をより深めていきます。国家試験問題の解説時は、帝京大学医学部付属病院救命救急センターの医師が担当し、臨床現場での最新情報も合わせて習得することができます。

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