看護学科の授業紹介

充実した専門教育により、時代に即応した高い看護実践能力を身につけます

さまざまな健康状態にある患者さんが、その人らしく生活できるように支援する看護師としての知識・技術・コミュニケーション能力を習得します。さらに保健行政や産業保健などの「地域看護」、妊娠・出産にかかわる「助産」など、これからの超少子高齢化社会に対応する質の高い看護を学びます。

基礎分野

保健統計学(基礎分野)

保健統計学(保健師課程必修)

公衆衛生看護は、地域に生活する人びとの健康を保持・増進していくための活動です。そこに従事する保健師は、人びとに生活の実態をとらえる1つの方法として保健に関するデータ(死亡・出生実態調査等)を見ていくことが大切であり、保健統計学はそのためのツールとして大切な学問です。保健統計学とは、人びとを対象として健康に関する課題(現象)を数値で表現し、適切な方法を通してその特徴をはっきりさせようとすることです。講義の内容としては、まず人口動態統計や患者調査などの既存統計資料(国民衛生の動向)の簡単な解析(特に図表の見方)を学びます。そして実際にある地域の状態を把握するために調査をし、その結果から、だれもが納得する統計的手法を用いて、特徴を求めます。さらに調査で得られたデータから、全体(母集団)の特性を推論します。

医療コミュニケーション論1・2(基礎分野)

医療コミュニケーション論

看護師が患者さんやその家族にケアを提供する際には、専門的なコミュニケーションスキルが求められます。看護学科では、まず、コミュニケーションスキルに関する基本的な理論として、認識論、アサーション・トレーニングの理論と技法、面接技法などについて学びます。その上で、医療の現場や学生が社会生活で経験したコミュニケーションの状況を、社会的スキル尺度や再構成法を活用し、個人ワークとして教員と共に丁寧に振り返ります。次に、演習としてロールプレイングを用いたグループワークを行うことによって、社会人に必要な基本的マナーと、医療におけるコミュニケーションの特徴を理解していきます。そして、チーム医療を担うメンバーの一員として役割を果たす際に求められるコミュニケーション上の課題を学生自身が見出していきます。

専門分野

小児保健学(専門分野)

小児保健学

小児保健学は、子どもの健康を守るだけでなく、ますます健康になるように支援するためには何が必要かを考えていく授業です。子どもの健康を守るためには、成長・発達について基本的な知識や子どもに関する法律の知識が必要になります。これらの基本的知識を基に子どもが健康的な生活を送れるような支援方法を学びます。また、現在の問題としてあげられている子どもの健康問題について、行われている対策とその成果を知り、将来、看護者として子どもにかかわるときにどのような視点で子どもを見ていくことが必要かを考えていきます。

実習・演習分野

看護技術2(看護専門分野)

看護技術

人は日々、食事・排泄・睡眠・入浴など何気なく日常生活を営んでいます。しかし、看護の対象となる人は健康に障がいがあり、日常生活に支障をきたして生活を行っています。本講義では、日常生活とは何か、日常生活の支障とは何か、自力で日常生活が行えない方の意志や個人の尊厳を大事にしながらどのような援助が必要かを考え、実践する能力を身につけていきます。看護は実践の科学です。講義で科学的根拠を理解し、モデル人形やクラスメートを相手に演習で習得していきます。看護者として技術を習得する上で重要な患者さんの立場にたって考えるということを、患者さん役になって考える演習でもあります。患者さんの思いを考え、その人らしく日常生活を送れるよう援助する基礎的知識と能力を習得していきます。

基礎看護学実習1(看護専門分野)

基礎看護学実習

医療・看護が提供される場で、看護活動の実際を早期に見学・体験することで、看護の学習への動機づけにしています。本実習は、1年次前期に実施し、学内でのオリエンテーション、講義、病院での3日間の実習、学内でのまとめで構成されています。病院実習1日目は臨床講義、病院施設・設備及び各部門の概要説明と見学をし、医療・看護が提供される病院とはどのような所か、どのような職種がかかわって医療・看護が成り立っているのかを学びます。2~3日目は、看護師と共に行動し、病棟の一日の流れや患者さんに対する看護を見学・体験し、その根拠や意味について学習し、実習最終日に、グループでそれぞれの学びをまとめ発表します。人と触れ合うことや世話をすることを経験し、看護の難しさとともに喜びを実感します。看護師は知識・技術・態度の大切さや患者への配慮、行動に対する責任の重要性など多くの学びがあり、さらなる看護の学習意欲へと繋がっています。

助産師課程分野

助産診断・技術学3(分娩介助法)

助産診断・技術学3(分娩介助法)

これからの超少子高齢化社会に対応するため、4年次に助産師課程を設置しています。「助産診断・技術学」では、助産に関する高度で幅広い知識と技術を習得するために、助産学の主要である助産診断に基づき、超音波操作、分娩介助、会陰軽度裂傷の縫合についての基礎的な技術を学びます。また「正常分娩介助法」では、多様な分娩体位による介助の演習を行い、豊かな出産の支援法を学びます。さらに新生児仮死蘇生術の演習も行うなど、基礎的知識・技術を確実に習得します。

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