外国語学科 スペイン語コースの授業紹介

古代文明から現代社会の諸問題まで、スペイン語圏の文化について幅広く学びます

スペイン語の文法や会話の修得と併行して、スペインおよび広大なラテンアメリカを理解するための数々の授業を用意しています。ベラスケスやピカソといった美術界の巨匠の作品、マヤやインカなどの古代文明、そして現代ラテンアメリカの抱える諸問題などについて考察するなど、さまざまな角度からアプローチすることで、スペイン語圏について総合的に学んでいきます。

ラテンアメリカ文化論

ラテンアメリカ文化論

ラテンアメリカと呼ばれる地域は、北アメリカ大陸のメキシコ、中央アメリカ、南アメリカおよびカリブ海地域を含む広大な地域です。自然、地理、民族も多様であり、文化的にはアンデス地域、中央アメリカ、メキシコなどの先住民文化圏、カリブ海諸国やブラジルなどのアフロアメリカ文化圏、南アメリカなどのイベロアメリカ文化圏があります。本授業はこれらの多民族、多文化社会の魅力と問題点を探ります。

前期はこの地域を代表するマヤ、アステカ、インカの古代文明について学び、後期には植民地社会、先住民の抵抗運動、独立を経て現在のラテンアメリカを形成する過程の解放と闘争の思想、現代社会の抱える問題(貧困、マフィア、ゲリラなど)について学びます。授業では必要なプリントを配布するとともに画像、DVDなどを多用して視覚的にもこの地域の文化に親しむことができます。

国際ボランティアと地域理解1・2

国際ボランティアと地域理解

本授業では世界のさまざまな問題と、解決のための国際協力やボランティア活動について学びます。前期には子どもの権利条約を学ぶとともに、日本や世界の貧困と児童労働問題などについて学習を深めます。また、国際ボランティアの専門家や企画運営にかかわる外部講師の方々から、ボランティア活動の歴史や意義、そこから得られる学びについて聞き、ボランティアの機会を紹介していただきます。それらをふまえ、関心を持った点を調べて学生自身が発表します。

後期には、同じ分野でも各国によって現れ方の異なる世界各国の制度や習慣をグループで調べて発表し、さまざまな社会のあり方、文化や習慣の違いを知り、将来、国境を越えて活動する若者の基礎力を養うことをめざします。

スペイン文化論

スペイン文化論

本授業は美術を中心にスペイン文化を紹介していきます。前期はイベリア半島のローマ文化、西ゴートやイベロ族の遺産、イスラム文化とレコンキスタ、対抗宗教改革下の美術について解説しつつ、エル・グレコからスルバランまでの絵画や、建築、彫刻、工芸品、写本などを幅広く紹介します。後期はベラスケスからゴヤ、ソローリャ、ガウディ、ミロ、ピカソ、ダリなど巨匠の作品を中心に、それ以外の優れた作品も取り上げていきます。

授業は画像、動画、プリントを使いながら説明を行い、各自がそれをもとに「スペイン文化ノート」を作るようにすすめています。また世界第3位(2013年)を誇る多数の世界遺産をはじめ、特色のある美術館や祭事などの時事ニュースも取り上げていますので、スペイン語コースや美術史を勉強する学生はもとより、歴史や観光に興味がある学生にも役立つ授業になることをめざしています。

 

プレ・セミナー

この授業では、スペインおよびラテン・アメリカ諸国の文化や歴史、社会状況などについての知識を深めると同時に、さらなるスペイン語能力の向上をめざします。

教材としてスペイン語で書かれたテキストを用い、教員の解説と共に生徒はその内容を日本語に翻訳します。その間生徒は新しいボキャブラリーや表現方法を身につけることになります。また必要に応じて文法などについても補足説明をします。その後、教員は簡明なスペイン語でその日のテーマについていくつかの質問をし、スペイン語で回答してもらいます。また、スペインおよびラテン・アメリカの日常生活などに関する会話練習を実践します。さらには学習テーマについて視聴覚の面からの理解を深めるため、楽しいDVD教材を用います。言語の背景にある文化などを理解しながら、会話力も上達させる目的で進行する授業です。

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