外国語学科 英語コース
  • 八王子キャンパス
外国語学部 外国語学科 英語コース

英語を実践的に学ぶと同時に、
英語圏の文化・社会を学び
広い視野を身につけます

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グローバルなコミュニケーションで最も使われている英語を、実践的に身につけるとともに、英語圏の文化・社会も学び、真の国際理解と幅広い視野を養います。TOEIC®や教員免許試験のための学習支援体制なども整備されています。

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TOEIC®高得点取得のための「TOEIC®演習

TOEIC®スコア向上のための「TOEIC®I・II」
TOEIC®によく出る単語や関連語彙、イディオムを修得するとともに、リスニング力、文法力、読解力を伸ばしTOEIC®スコアのアップを図ります。授業はTOEIC®テストと同じ型式の問題を解いたのちに解説するほか、独自のプリント教材を利用して文法力、読解力をさらに伸ばす訓練も行います。クラスは初級・中級・上級にわかれ、教科書も各クラスのレベルに合わせたものを指定。実力に対応した適切な指導を受けることができます。

カリキュラム

英語の基礎力を磨きながら、文化についても学ぶことで、言語と文化の差異を超えたコミュニケーション能力を高めます。基礎を土台に高度で専門的な学習に取り組み、セミナーでは英語で自分の意見を述べるなど、総合的な英語力と自己表現力を身につけ最終学年では卒業論文・卒業制作・卒業セミナーのいずれかを選択します。

シラバス

外国語学科 英語コースのシラバス

授業紹介

アメリカ文化論
アメリカは「自由の国」と呼ばれ、さまざまなルーツをもつ人びとが暮らしています。しかし、ウォール街占拠運動やブラック・ライブズ・マター(BLM)運動などの例でみるように、人種や経済的な分断が生じているのも否めません。本授業はアメリカ文化や社会をより深く理解するために、アメリカの根源になる移民、宗教、経済、政治やジェンダー問題を多角的に学びます。また、近年におけるアメリカの国内・国外の問題を着目しながら、アメリカがどれほど国際的な影響力をもたらしているのかもディスカッションしていきます。本授業の使用言語は英語と日本語であり、アメリカから発信されているニュースを含む教材を使いながら、英語力向上もめざします。

通訳論
「通訳」と聞くと、国際会議などで、英語から日本語、日本語から英語へと瞬時に訳す「同時通訳」を思い浮かべるかもしれません。外国語学部には、観光や航空関係の仕事をめざす学生が多く、この授業ではそのような職業で必要とされる英語力を鍛えるために、日本文化を英語で表現することを学びます。たとえば、日本人は異性に「告白」しますが、アメリカ人男性は女性に向かって“Do you wanna go out with me?”と言います。「僕と一緒に出かけたいですか?」という意味です。なぜこのような違いが生まれるのでしょう?

英語学入門
英語学とは何でしょうか。それは、英語を深く理解するために、さまざまな角度から英語に関する知見を整理して深めていくものです。言語学のうち、英語を中心に扱ったものとも言えます。前期では、「英語の歴史」「音声のしくみ」はもとより、「現代世界における英語の状況」「英語の単語や熟語、慣用句のしくみ」「英文を組み立てる仕組み」「英語の基本文型は5つなのか」「formal/informal/slangにはどういったものがあり、どこで何を使うと不自然になってしまうか」「日本語と英語の一筋縄ではいかない関係」といったテーマを扱います。後期では、さらに「ことばと意味」の問題を深く考えます。「なぜ一つの語にたくさんの意味があるのか」「同義語は全く同じではなく使い分けが必要」「似たような表現でも文の形が違えば伝わる意味が違ってくる」「英語の論理とは」「英語と社会」「英語におけるpolitenessとは」といったテーマを扱います。

グローバルスタディーズ入門
現代社会はグローバリゼーションの影響を多大に受け、相互依存の関係にあります。私たちの身の回りにある多くの製品は、諸外国での工程を経て手元に届きます。しかし、さまざまな恩恵を受けているにもかかわらず、私たちは製品の工程や原材料輸出国が抱える社会問題については驚くほど知りません。本授業は、2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」を念頭に、グローバルとローカルの複層的視点から、現代社会の諸課題について理解を深めます。具体的には、国際社会が織りなす複雑な相互依存の関係性から、いかに格差、貧困、環境破壊などの諸問題が生じているのかを、スマホや衣類、チョコレートなどを題材に、原材料輸出国の視点から学びます。本授業ではグローバル・サウスの現状を理解し、地球市民として何をすべきか、解決策を模索していきます。

成績評価と単位認定

成績評価

GPA制度について

GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。

成績などの表示および成績評価基準

区分 評価 GPA 成績評価基準 評価内容 英文内容
合格 S 4.0 90点以上 特に優れた成績を表します Excellent
A 3.0 80点台 優れた成績を表します Good
B 2.0 70点台 妥当と認められる成績を表します Satisfactory
C 1.0 60点台 合格と認められる最低限の成績を表します Pass
不合格 D 0.0 60点未満 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。また、授業等の出席日数不足および当該授業における試験の未受験等も含みます Failure
対象外 N - - 編入や留学等により他大学等で修得した科目を本学の単位として認定したことを表します(単位認定科目) Credits Transferred

GPAの算出方法

GPAの算出方法

単位認定

  1. 履修登録をします。ポータルサイトを利用しWeb上で履修登録を行い、履修確認もしっかり行います。前期・後期、それぞれに行う必要があります。
  2. 授業に出席します。授業は前期・後期ともに15回です。
    通常、2単位の授業科目は、毎回の授業(90分)出席に加え、予習・復習の学習時間(各2時間程度)をもって構成されています。単位を修得するためには、すべて(初回から15回目まで)の授業出席は当然のことながら、予習・復習により理解を深める必要があります。
  3. 科目によって試験を受けることや、レポートを提出することがあります。(評価方法は担当教員によって異なります)
  4. S・A・B・Cの評価がついた場合は、合格となり、単位を修得したことになります。なお、D評価の場合は不合格となり、単位を修得できていないということになります。必修科目でD評価となると、翌年度以降再履修しなければなりません。
    また、単位を修得した科目は、再度履修することはできません。
  5. 学業成績について
    • 学業成績は、学期末の試験(筆記試験・口述試験・実技試験またはレポート)によってこれを評価しますが、授業科目によっては、教室における授業時間中の小テスト・レポート・平素の出席・学修状況等を平常点として加味して評価する場合や、平常点だけで評価する場合もあります。
    • 学業成績は成績表に評価のみ記載して交付します。
    • 1度合格した科目については取り消すことや、再履修することはできません。
    • 成績表はセメスター毎にポータルサイトにて発表します。
    • 成績発表後、試験を受験(レポート提出)したにもかかわらず評価がないなど、成績について質問がある場合には、次のセメスターのはじめに(原則1週目の授業まで)、登校して教員に直接問い合わせてください。教員が退職して問い合わせができない時は教務グループ窓口にその旨を申し出てください。

卒業に必要な最低単位数 (2022年度入学生)

科目の種類 必修・選択の別 所要単位数
総合基礎科目(※2) 選択 12(※1)
外国語科目 必修 22 28
選択必修(※3) 6
専門科目 専門教育科目(※2) 必修 6 50

選択必修(※3)

入門科目 4
演習科目A 4
演習科目B 4
展開科目 12
選択 20
共通選択科目
  • 専門教育科目50単位の超過単位
  • 言語教養科目
  • 自己啓発支援科目
  • オープン科目
  • 総合基礎科目の超過単位
選択 34
合計 124
  • ※1総合基礎科目の修得単位が12単位を超えた場合は、超過修得単位のうち8単位までは共通選択科目として認定されます。
  • ※2教職・学芸員各課程科目の単位については、専門教育科目または総合基礎科目の単位に含まれるものがあります。
  • ※3選択必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。