初等教育学科 初等教育コースの授業紹介

模擬授業や学校見学を数多く取り入れ、理論と実践体験を総合して学びます

算数や理科など小学校の教科ごとの指導法の授業では、授業設計スキルの確立や、教員としての資質および授業力の向上が図られます。いずれの授業でも、専門性に加え実践力を備えた小学校教諭や幼稚園教諭をめざし、少人数単位での模擬授業や学校見学などを積極的に実施、理論と実践体験とを総合して学んでいきます。

教科指導法(家庭)

教科指導法(家庭)

本授業では、小学校家庭科の指導法について学びます。「家庭科概論」で学んだ学習指導要領についての知見をもとに、学校現場の実践例から家庭科の指導法を具体的実践的に学びます。また、小グループで指導案を練り上げ、模擬授業を行って検討し合うことを通して、授業に生かせる指導力の育成を図ります。さらに、他教科の領域や食育との関連を見通したカリキュラムづくりや、家庭科における言語活動の工夫、安心・安全な教科経営のためのリスク(クライシス)マネージメントについても学びます。

教科指導法(算数)

教科指導法(算数)

本授業では、小学校学習指導要領に示される算数科の目標達成をめざし、授業設計能力や授業力を向上させ、同時に教員としての資質を高めることを目的としています。算数的活動を重視した問題解決的な学習の展開や、算数への関心・意欲・態度、数学的な考え方、数量や図形についての技能、知識・理解という4つの観点からバランスの良い指導計画を作成することに重点が置かれます。授業内で目標と評価規準および評価方法を明確にし、指導と評価の一体化を図ることも学びます。また「学力の3要素」の育成につながるICT(情報通信技術)機器活用のあり方や、特別支援を必要とする児童に配慮し「困り」を生じさせない支援のあり方なども考えていきます。模擬授業ではすべての学生が指導者役、児童役をこなしながら授業記録を作成。授業を主観的・客観的に評価し、授業観を深めていきます。

教科指導法(理科)

教科指導法(理科)

小学校理科の目標は「自然に親しみ・・・」からはじまります。本授業でも学生が、自然に働きかける体験を重視した学びに力を入れています。八王子キャンパスには、設備の充実した理科実験室があり、実際の小学校の理科室を想定した模擬授業が行えます。どの模擬授業でも工夫した教材を使ったり、情報を活用したりして、学生が児童の立場になって観察・実験に取り組み、本学の教育指針のひとつ「実学」としての学びとなっています。また本授業を通して、理科指導の根幹をなす問題解決の流れに沿った授業展開のあり方が学べるように授業を進めています。

 

ライフデザイン演習

1年生を対象としたこの科目は、本学の教育理念に基づき「社会力」「自己教育力」「専門力」の基礎力を育成することを目的として実施されています。具体的には以下のようになります。
①初等教育コースの授業の受け方を含めて大学での学び方を習得します。そのため、図書館を活用した文献の集め方や文献の読み方(読書術)といった学習を行います。
②自分の考えをまとめて、それを文章や口頭で表現する技術を学びます。そのため、プレゼンテーションやグループワーク、スピーチといった活動を通してこれらの力を培います。
③初等教育コースの専門の基礎を学びます。
先述したアカデミックスキルのほか、小学校訪問などを行い、実感を伴って学校現場について考える力を養えるようにしています。基本的に授業はクラス単位で行い、履修の仕方など大学生活を送るうえでの基礎的な内容もこの授業で行っています。

 

知的障害者教育概論

特別支援学校教員免許状の取得をめざす学生や特別支援教育に関心を持つ学生に対する入門授業です。障がいとは何か、特別支援教育とはどのような教育か、知的障がいとはどのような障がいか、知的障がいを有する児童生徒の教育の特色は何か、領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導、遊びの指導、生活単元学習、作業学習)などに焦点を当てて授業を展開します。特別支援学校学習指導要領と学習指導要領解説を基本テキストとしますが、特別支援学校などの各種授業ビデオ視聴や知的障がい特別支援学校の見学などとともに個別の教育支援計画、教育課程、指導計画、個別の指導計画や各種の学習指導案などの資料から知的障がい者教育の実際を学びます。本概論をステップとして次の「知的障害教育課程論」「知的障害者指導法」へ学修をつなげます。

教育学演習「辻ゼミ」

教育学演習

100円ショップの素材で作ったおもちゃや、名画を三次元で表した立体作品など、教室のいたるところに気になる作品がずらり。「図画工作」の指導法を学ぶ本授業では、実際に手を動かし、教育現場で行うような造形体験を重ねていきます。ゼミの特徴は“視覚表現”や“造形素材”の重視。作品づくりの時間を多くとるとともに、レポートも視覚的に楽しめるように考えています。造形教育は、子どもの想像力や表現力を育む上で重要な経験になります。

 

初等教育論

本授業では、幼稚園、小学校のさまざまな組織・基礎理論を理解した上で、事例をもとに実践的に考察し、初等教育の本質をめぐる現状・課題とその改革点の動向について学習します。学生には現代社会における初等教育の役割、歴史的な考察、基本的な考え方、学校組織、現状などを把握しながら、初等教育の重要性・思想を国際比較視点から理解し、自分なりに主題・見方を発見してもらいます。また、ペア学習・グループ学習、全体討論や個人発表の機会を通してさまざまな考えやアイデアを交換し、問題意識を深め思考を促しています。

キーワードで検索