観光経営学科の授業紹介

経験豊かな教授陣のもと幅広く観光を学びます

現代の「観光」において欠かせない経営の視点。観光経営学科の授業では、観光関連の実務経験豊かな教授陣の指導のもと、観光地の計画と経営、その枠組みとなる政策・法制などはもちろん、国内外のホテルの歴史、経営の実態から、マーケティング戦略、環境対策、リスクマネジメントなど幅広く観光に関する知識を養います。

観光学概論(大下茂)

観光学概論

本授業では、観光経営学科のすべての教員が1年生にオムニバス形式で授業を行うことで、観光学の重要性や全体像、基礎をしっかり学んでもらうことに主眼を置いています。さらに、観光学を知ることで、自分の興味関心のある分野や対象を主体的に選び取り、学生生活や将来設計にも有効活用してもらっています。

学生の皆さんは、各先生の最先端の専門分野を概観していくなかで、入学当初に持っていた観光に対する漠然としたイメージを深化させていき、その幅広さや奥深さを学び取るキッカケとしています。あるいは、今まで知らなかった分野・対象を知ることで、新たな興味関心を芽生えさせるキッカケともなっています。さらに、授業のなかで学んだ内容を実際に見たり、聞いたり、話したりするなかで、観光をより魅力あるものとして実践していくキッカケにもなります。

観光経営学(金振晩)

観光経営学

観光供給を担う各種事業活動(=観光事業)の全貌を、経営学の枠組みと理論に基づいて概観します。そのために、観光経営の現場における問題の所在、諸問題が生起するメカニズム(原因と結果の関係)、諸問題の解決に資する方策、観光のさらなる振興に寄与する事業創造など、理論と事例分析を通じて考察します。前期は「観光経営の基礎理論」、後期は「観光事業の経営および環境の理解」を中心に授業を行います。観光経営に関する理論に基づき、観光事業を取り巻く環境に対する理解を深めて、観光事業の諸分野を概説できることをめざします。

飲料食品文化論(永田精一)

飲料食品文化論

旅行、交通、宿泊、観光業のどの分野に進んでも欠かせないのが「食」の知識。この授業では、世界の食の文化について学びます。人類は食とともに長い歴史を歩んできました。さまざまな食べものや、飲みもの、そして料理の仕方、食の楽しみ方は国や、地域、民族によって異なります。世界の人びとのおいしく食べる知恵やおいしい飲みものは人類共通の大切な文化です。これらの食文化の歴史的な成り立ちから、今日までの変遷を体系的に学ぶと同時に、食べ物と料理に関する人間のさまざまな知恵と生活を学びます。近年、食や食文化とかかわる旅行や観光が注目されています。和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されて世界の人びとの注目を集めています。日本を訪れる海外からの旅行者の最大の楽しみのひとつは日本の食に接すること。グローバルな時代を生きる私たちに共通の関心を呼ぶ食について学んでいきます。

観光地計画論(大下茂)

観光地計画論

我が国の観光形態は近代化の過程を通じて変化してきています。その変化への対応によって、観光地としての盛衰が分かれます。前期は、我が国の観光地域の変遷をたどり、現代そしてこれからも生かすべき観光計画の哲学・思考・手法について、いわば観光計画版の”プロジェクトX”的な授業により考察し理解を深めます。

後期は、これからの観光地計画において特に大切となる「観光実態の把握手法」「人の気を惹くテーマの導き(着地型地域体験商品づくり)」「中心となって進める組織」について、事例から導く原理・原則と今後への展開を解説した後、実際にミニ演習を通じて理解を深める形式での授業を展開しています。「来訪者に楽しい気持ちになっていただくこと」が観光の基本です。知識を得るだけでなく、知識の活用法についても修得します。

観光文化論(安田慎)

観光文化論

本授業では、「観光文化とは何か?」という問題を、日本における観光文化の多様性と、世界における観光文化の負の側面に焦点を当てながら考えていくものです。

文化としての観光の捉え方は必ずしも一様ではなく、違う角度から見れば違った文様で見える、万華鏡のような存在です。その捉え方によって、時には地域や関与する人びとに活力を与え、時には問題を引き起こす原因ともなってきました。観光文化の持つこの力を、テーマごとに事例をあげながら、学生の皆さんと一緒に議論を進めています。

答えのない問題と授業の進め方に、多くの学生の皆さんは初め、非常に戸惑います。しかし、自分なりの考えを積み重ねていくなかで、個々のテーマを自分のものとして引きつけていくと同時に、観光学としての文化の捉え方を学んでいきます。

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