経営学科の授業紹介

理論から企業経営までバランス良く学び、実践対応力を身につけます

企業経営とは何か。それは社会のなかでどのように生かされているのか。経営学科では、経営学の基本的な理論から現代における企業経営の実像までバランスよく学びながら、資格取得に向けた授業、経営における意思決定能力を学ぶ授業などを通してより深く実践対応能力を身につけていきます。

経営学総論(磯山優)

経営学総論

学問としての経営学を、高等学校までで学んだことがある人はほとんどいないと思います。そのため、中には経営学を「お金儲けのための学問」であるとか、「社長さんのための学問」と思っている人がいるかもしれません。このような捉え方は正しくもあり、間違ってもいます。もちろん、経営学は「お金儲け」にも使えますし、「社長さん」の役にも立ちます。しかし、その枠に収まらないのが経営学の本当の姿なのです。現代の経営学は、営利目的の企業経営のみならず、医療経営や学校経営など、さまざまな事業体の経営に活用されています。また、会社経営者のみならずさまざまな人たちに役立つ学問となっています。経営学総論の授業では、このような経営学の基本的な用語の解説から、管理や組織、戦略を中心にわかりやすく丁寧に解説していきます。

リスクと保険

リスクと保険

「リスクと保険」の領域は、経営リスクのみならず、金融リスク、法務リスク、自然災害リスク、オペレーショナルリスクなど、社会科学から自然科学まで多岐にわたっています。そのため、学問のグランドデザインを学ぶには最適な科目であると言えます。

企業経営とはリスクを取ることですが、経営者にはリスクの適正な計測と適切なマネジメントが求められます。同時にそのリスクに見合ったリターンの追求がなければ企業の存続はあり得ません。

この授業では、まずリスクの引受主体である損害保険、生命保険、社会保険などの多種多様な保険分野に共通する基本的事項を理解します。次に保険の供給者である保険会社の経営の仕組みと特徴を学習します。さらに企業を取り巻くリスクの対処方法として現実に行われている「企業経営のトータルリスク管理」を学びます。「リスクと保険」を通して、実学に基づいた経営手法を皆さんと一緒に考えたいと思います。

簿記原理(金子善行)

簿記原理

本授業では、企業活動を記録する際に用いられている複式簿記について学習します。大学で初めて簿記に接する学生が多いと思いますが、簿記原理では初めて簿記について学ぶ学生を前提として、春学期では複式簿記の基本的な考え方を学びます。秋学期では、春学期に学習した複式簿記の基本的な考え方を前提として、会計学とのつながりを意識しながら個々の具体的な簿記処理について学びます。

また、簿記にはいくつかの検定試験があります。簿記を学習する魅力の1つとして、資格の取得に直結することが挙げられます。もちろん資格の取得それ自体が目的ではありませんが、勉強して身につけた自分の力を試す良い機会ですので、検定試験の受験を推奨しています。簿記原理の授業の中でも、過去に出題された簿記の検定試験の過去問などを取り扱い、資格取得に向けた勉強も並行して行っています。

アメリカ型スポーツ経営(川上祐司)

アメリカ型スポーツ経営

アメリカで絶大な人気を誇るアメリカンフットボール、ベースボール、バスケットボール、アイスホッケー。そのパフォーマンスとエンターテインメント性もさることながら、プロスポーツビジネスとしてもアメリカ経済を牽引しています。「アメリカ型スポーツ経営」では、これら4大スポーツのプロリーグであるNFL、MLB、NBA、NHLを中心に取り上げ、その歴史、経営理念、ビジネスモデルと戦略などを解説し、アメリカスポーツ経営の基礎知識を学びます。時代背景や市場変化の中、今も成長を遂げるアメリカスポーツ市場。今後も高度化するスポーツパフォーマンス、地域に根づくフランチャイズ制など、わが国のスポーツ環境と比較検証しながら、世界最高峰のスポーツビジネスモデルを学びます。また、現地アメリカでのビジネス視察研修ツアーも実施し、本場のプロスポーツビジネスを体感し、スポーツ産業の幅広さを実感することで次代を担う人材の育成をめざします。

マーケティング

マーケティング

ニーズに応えて利益を上げること。著名なマーケティング研究者であるフィリップ・コトラーは、マーケティングの本質をこのように表現しています。マーケティングというと市場調査や販売促進をイメージされることが多いですが、顧客にとっての価値を創造し、ニーズを充足させるための活動はすべてマーケティングであると言えます。この授業では、マーケティングに関するさまざまな課題や枠組みについて、企業の事例を交えながら解説しています。また、事例に基づいたマーケティング課題を提示し、学生に意見を発言してもらいながら進めることもあります。たとえば、価格をテーマにした回では、2014年4月に行われた牛丼チェーン各社の価格変更の事例を取り上げて「もしあなたがX社の責任者だったら牛丼をいくらに設定するか」という課題について議論しました。授業を通じて、学生には企業のビジネス活動をマーケティングの視点で分析できるようになってほしいと思っています。

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