経済学部の活発なゼミ活動

実学重視のゼミで、創造性やリーダーシップを涵養します

経済学部のゼミの多くは、現代の日本経済の状況や企業経営の実際をテーマとする「実学」を重視したゼミです。フィールドワークやデータ分析を通して、テーマを深く掘り下げる過程で、経済学の専門知識に加えて創造性やプレゼンテーション能力、リーダーシップを涵養し、社会で通用する確かな力を身につけます。

経済学科

石川治夫ゼミ

石川治夫ゼミ 『自由に学びながら社会で通用する力を身につける』

石川ゼミは「自分流」そのもののゼミです。受講者は日本近現代史、日本経済史、日本経営史の分野からもっとも興味あるテーマを選んで研究し、発表します。研究テーマは、新撰組、自由民権運動などのオーソドックスなものから坂本龍馬、本田宗一郎などの人物研究、地元の史跡までさまざまで、中には「遠野物語~河童の研究」というユニークなものもあります。肩肘張って勉強・研究をするのではなく、みんなが自分の興味あることを調べて楽しく発表し合うのが石川ゼミの第一の特徴です。第二の特徴は、ゼミの授業時間以外にもゼミ生が活発に交流することです。ゼミ生は常に開放されている研究室に自由にやってきて会話を楽しんでいます。その会話から自然に広い視野やコミュニケーション能力が身につき、卒業生の中からは毎年のようにトップセールスマン・ウーマンが生まれています。楽しく学びながら自然に社会で通用する力を身につける場。それが石川ゼミです。

堀内英次ゼミ

堀内英次ゼミ 『日本企業のありかたを学び、チームへの貢献力を養う』

経済のグローバル化の中で、最近苦境に陥っている日本企業はどうすれば復活できるのか?堀内ゼミではそのテーマについて、国際経営に関するテキストを2、3冊使って、じっくり学びます。本ゼミでもう一つ重視しているのは、社会に出て重要となる、チームに貢献する力をつけてもらうことです。本ゼミではチーム対抗でプレゼンテーションを競い合います。そのため、ゼミ生は毎週何度も夜遅くまで図書館で勉強を頑張っています。真剣に協力し合い、競い合う中で、ゼミ生は人との信頼関係の築き方やリーダーシップなども学んでいきます。ゼミや就活を終えた先輩からいろいろな経験談を聞く機会も最近多くなり、先日はゼミの10周年記念にOB・OGも参加した同窓会が行われ、学年を越えた交流がますます広がっています。

地域経済学科

草川剛人ゼミ

草川剛人ゼミ  『日本の教育現場を変える先生を育てる』

「現在の学校教育のあり方を変える先生の養成」をテーマに、“新しい授業の形”を研究する草川ゼミ。今の授業は教員が一方的に話をし、学生はそれを聞いているだけ。教員が話す時間は15分以下にして、それ以外は教員が与えたテーマについて学生同士が討論します。日本の教育現場を変える先生を育成します。

内貴滋ゼミ

内貴滋ゼミ  『英国との違いから日本の地方自治を考える』

英国バーミンガム大学から名誉フェローの称号を授与された内貴先生のゼミでは、日本と英国の政治や制度の違いを学びながら、地方自治や地方分権のあり方について考えていきます。民主主義の発祥の地である英国の成り立ちから、街や故郷を活性化させていく人材の育成を目的としています。

経営学科

飯塚陽介ゼミ

飯塚陽介ゼミ 『経営理論と実践を統合し、「ヒットの要因」や企業戦略を解明』

ゼミのテーマは経営戦略論。特徴は、理論と実践の統合です。前期に行うビジネスゲーム「MESE」(提供元:ジュニア・アチーブメント日本)では、グループに分かれてコンピューター上の仮想企業の経営をします。学生たちに渡されるのは実際の企業と同じような財務諸表、ここから戦略を練り上げます。授業で学んできた理論や知識が実践の中で統合されます。

実際の企業の事例についてのプレゼンも前期と後期のそれぞれで実施します。前期のプレゼンのテーマは理論を実際に使って「ヒットの要因」を説明すること。たとえば、「セブン-イレブンの金の食パンはなんでヒットしたのだろう?」、そんな疑問にマーケティング戦略の理論を活用して答えます。後期のプレゼンは関心がある企業の戦略や組織について自分なりに説明することがテーマです。

社会人に求められる独創的なアイデアを創造する力を養います。

横山暁ゼミ

横山暁ゼミ 『データ分析の理解と応用。競技会にも参加し見聞を広める』

横山ゼミでは、データ分析について扱っています。世の中にある「データ」を「分析」することで、新たな知見を得られる可能性があります。ゼミでは、データ分析の考え方や分析方法について理解し、基本的な分析方法を用いてデータを分析し、結果の正しい解釈ができるようになること、また分析結果を発表することでプレゼンテーション能力の向上をめざしています。さらに、ゼミの活動を実践する場として、4年次の卒業論文の履修学生と3年次のゼミ生の有志で主にマーケティングデータなどの実際のデータを分析し、結果の新規性や実用性を競う「データ解析コンペティション」に参加し、他の大学の学生や社会人とデータ分析について競うとともにデータ分析に関する見聞を広める活動をしています。
特に2013年度には、学生部門の予選において、他大学の理系の学部生・大学院生のチームの中で敢闘賞(3位)を受賞し、決勝大会に進出するという成果を挙げました。

観光経営学科

大下茂ゼミ

大下茂ゼミ 『まちづくりを提案し、現場でさまざまな体験を重ねる』

「観光のちから」で地域を元気にすることがテーマ。そのため著名な観光地ではなく、観光によって磨きあげようとしている地域での研究をしています。テーマは「観光まちづくり」「観光事業推進」「復興観光」の3つ。グループワークを主体に、まちづくりへの提案を行うとともに、現場でのさまざまな体験を重ねています。2013年度のゼミでは、船橋市下総中山(法華経寺門前商店街)、学内での特別企画、八王子いちょう祭りにおいて気仙沼市の復興観光をアピールするイベントを考えてもらいました。いざ計画を実行に移してみると、集客に苦労したり、ニーズがなくて採算が取れなかったり。しかし、失敗を重ねることで経営の何たるかが少しずつ見えてきます。失敗することを恐れては何の進歩もありません。失敗から学ぶことが大切。その結果、学生は、観光・集客の基本である「人の気持ちに寄り添うことの大切さ」について考え始めることにつながると思っています。

河野正光ゼミ

河野正光ゼミ 『他者に伝える表現力とコミュニケーション能力を養う』 

河野ゼミは、「観光産業」をテーマに、フィールドワークを中心とした研究を行っています。「ヘルスツーリズム」や「AR技術を活用した未来型観光」など、学生が研究したいテーマ毎にグループに分かれ、調査・分析・提案の一貫した流れを学びます。研究成果をグループごとに論文にし、それを1冊の「ゼミ活動報告書」としてまとめ、観光庁・日本観光振興協会などの観光業界に提言(情報発信)しています。

また、チームワークや発表力など社会で求められる「社会人基礎能力」の向上も重視しています。授業では成果報告のプレゼンテーションと、お互いにアドバイスし合う時間を設け、「他者に伝える表現力」と「コミュニケーション能力」を養います。

その学びは、「大学生観光まちづくりコンテスト2013」の東日本ステージ留学生参加チーム部門で最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞するなど、学外でも活躍の場を広げています。

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