寄付講座

民間機関等からの寄附を有効に活用した寄付講座を設置・運営しています

寄付講座は、民間等からの寄付を有効に活用して、本学における教育・研究の進展および充実を図り、学術に関する社会的要請および諸条件の変化に迅速に対応するとともに、教育・研究体制の多様化の推進に資することを目的としています。

認知神経科学講座

高齢化が進展してゆく中で、認知症患者の数は年々増加しています。近年、男性ホルモンであるテストステロンは、その濃度の上昇により脳の認知機能が改善することが示されています。本講座では、脳内テストステロンを上昇させ認知機能を改善させる研究を行います。脳内テストステロンのレベルを増加させる分子機構を、神経科学的側面から解明し、さらに、認知機能改善効果をもたらす方策の探索等もめざします。脳内テストステロンを上昇させる新規の方策を発見できれば認知症の発症率低下に大きく貢献できると期待します。

 

講座代表者

川戸 佳特任教授

研究メンバー

特任助教 特任研究員

設置期間

2017年6月1日~2020年3月31日

寄付者

日本たばこ産業株式会社(JT)

主な講座内容

・脳内テストステロンを上昇させ認知機能を改善させる研究を、実験動物の記憶中枢・海馬を対象として行う。

・認知機能改善効果をもたらす方策の探索や作用機序の解明など、認知症の予防や改善のための基盤となる研究を行う。

臨床研究医学講座

臨床研究医学講座

より良い診療を提供するうえで、エビデンスに基づいた医療を行うことが重要です。しかし、実際の診療現場においては、質の担保されたエビデンスが必ずしも多くはないのが現状です。さらに、最近は、臨床研究に関する知識不足からくる不祥事が続いています。

本学では、臨床研究の初期段階から支援することを目的に、2012年2月に帝京大学臨床研究センター(TARC)を設立し、臨床研究支援に関する活動を開始しました。

本講座は、学術的見地から臨床研究の支援を行い、その成果を社会還元することを目的にTARCを全面的に支える医学部の講座として設置し、多くの産業界方の支援も受けることができました。

講座代表者

寺本 民生特任教授

設置期間

2013年4月1日~2018年3月31日

寄付者

バイエル薬品(株)、MSD(株)、キッセイ薬品(株)、持田製薬(株)、あすか製薬(株)、興和創薬(株)、塩野義製薬(株)

主な講座内容

1. 臨床仮説について確認すること等を目的とした電子カルテからのデータマイニング

2. 一連の臨床研究で求められる業務内容について、現在TARCで行っている実践的な取組みの体系化

3. 臨床研究の効率化や質の向上のための臨床研究のあり方に関する研究

4. 臨床研究倫理の習得、臨床研究の推進のためのGCPに準拠した臨床研究の進め方の教育

難治疾患支援学講座

難治疾患支援学講座

がん等難治疾患患者の日常生活の質を低下させる多彩な課題に対し、先進的治療法の研究と専門緩和ケア研究との高度な専門領域の狭間で、質の高いエビデンスに基づく治療・予防の標準化に必要な人材教育、体制整備などが不足しています。支持・緩和療法など難治疾患支援方策の研究(Health Science on Supportive Medicine for Intractable Diseases)について、治療・予防に関する科学的な開発・研究を進め、治療・予防の標準化を促進させるため、本講座では、難治疾患支援学研究に関する推進モデルを構築し、必要な人材を育成することを目的としています。

本講座により、がん等難治疾患支援学領域における共同研究体制の充実、国際的な研究者間の連携による情報発信能力向上が期待されます。

講座代表者

江口 研二特任教授

設置期間

2015年4月1日~2017年3月31日

寄付者

小野薬品工業株式会社

主な講座内容

・多職種の専門家の横断的な連携研究体制を推進し、国内外の多施設共同研究の支援を通して情報発信能力を向上させる。

・帝京大学臨床研究センター(TARC)、薬学部、医療技術学部、他大学研究所、公的専門施設、多施設共同試験グループ(JORTC他)などとの研究協力支援体制を発展させる。

地域医療支援講座

地域医療支援講座

本講座は地域医療とくに地方医療を人的にかつ組織的に支援すべく寄付講座内に医師を配置し、茨城県神栖市の鹿島労災病院に派遣して診療協力および病院の活性化を行い、ひいては地方の保健、福祉事業の健全化を支援することを目的としています。

長期的には本事業を実体験することによって地方医療・地域医療の問題点を把握しながら実地診療で臨床力を磨き、最終的には医療や地方文化に対する新たな視点と価値観を学んだ人材を帝京大学内の医学教育・医療教育に還元できる全人的な医師を育成します。

本学と神栖市の人的交流が深まるにつれ、神栖市の生活、産業、伝統、文化、歴史などが広く知られることになり、市の知名度が高まることにつながります。本学医学部にとっては人員数の増加になり、診療科の診療・教育・研究に貢献する人材を広く採用できます。本事業が広く国民に知られ、本寄付講座が、わが国の抱えている医療問題の一つの解決策を提示するロールモデルになることが期待されます。

講座代表者

内田 俊也教授

設置期間

2015年4月1日~2030年3月31日

寄付者

茨城県および神栖市

主たる講座内容

・講座内に医師を配置し、茨城県神栖市の鹿島労災病院に派遣して診療協力および病院の活性化を行い、ひいては地方の保健、福祉事業の健全化を支援する。

・地方医療・地域医療の問題点を把握しながら実地診療で臨床力を磨き、最終的には医療や地方文化に対する新たな視点と価値観を学んだ人材を帝京大学内の医学教育・医療教育に還元できる全人的な医師を育成する。

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