榎元准教授が17th Euro Fed Lipid Congress and Expo Sevilleで基調講演を行いました【理工学部】

2019年11月18日

2019年10月20日(日)~23日(水)、スペイン・セビーリャにて国際学会「17th Euro Fed Lipid Congress and Expo Seville」が開催され、帝京大学理工学部バイオサイエンス学科・先端機器分析センター准教授 榎元廣文が 「Lipids in Animal Science」のセッションにて、「Application of Mass Spectrometry Imaging to Lipid Analysis in Meats」と題した基調講演を行いました。本講演は、同セッションのチェアパーソンであるスペイン・バスク大学教授 Noelia Aldai氏の招待を受けたものです。Euro Fed Lipid Congress and Expo はヨーロッパの油脂、オイル、および脂質に関する国際学会であり、ヨーロッパのほか、アメリカ、アジア、および南米など世界中の国々から研究者が参加しています。

基調講演では、質量分析イメージングの概要、および質量分析イメージングを用いた脂質の可視化手法について解説した後、今年度、本学の食品分析学研究室で発表した質量分析イメージングを応用した食肉中の脂質の分布解析に関する論文(Enomoto et al., J. Food Sci., 2019)の紹介を行いました。なお、本国際学会で質量分析イメージングに関する発表が行われたのは今回が初めてのことであり、講演後は、各研究者より自身の研究へ質量分析イメージングをどのように応用できるかといった具体的な質問が数多く寄せられ、活発なディスカッションが行われました。

現在、ヨーロッパにおいても質量分析イメージングの利用は主に医薬分野に限られていますが、今後、油脂やオイルなどさまざまな分野への応用が進むことが期待されています。今後、バイオサイエンス学科および先端機器分析センターでは、質量分析イメージングを用いた海外の研究機関との共同研究を積極的に行っていく予定です。

 

当日の様子01

当日の様子02