榎元講師がイメージング質量分析法のアプリケーションノートを発表しました【先端機器分析センター】

2019年03月19日

帝京大学理工学部バイオサイエンス学科・先端機器分析センター講師 榎元廣文が、アメリカの分析装置を開発・製造する企業であるBRUKERより依頼を受け、イメージング質量分析法を用いたイチゴ中のアントシアニン類の可視化手法に関するアプリケーションノート「MALDI-TOF Mass Spectrometry Imaging (MSI) for Distribution Analysis of Anthocyanins in Strawberry Fruits」を作成しました。BRUKERは、分析装置については世界的なリーディングカンパニーの一つであり、特にイメージング質量分析装置においては現在、世界のトップシェアを誇ります。

本解析手法は、現在、イチゴ中のアントシアニン類を詳細に可視化することが可能な新しい分子イメージング手法です。アントシアニンはイチゴの見た目や健康機能に重要な成分であり、今後、アントシアニンをターゲットとしたイチゴの品種改良に関する研究において、本解析手法が大いに活用されるものと期待されます。また、本アプリケーションノートは、イメージング質量分析装置の講習会や、BRUKER主宰のセミナー・イベントで配布される予定です。

先端機器分析センターは、宇都宮キャンパスに既存の機器、また今後導入する共用性の高い先端機器を大学全体の研究資源と位置づけ、利用、保守、管理ならびに運用を共同で行うことを目的として2018年4月に設立しました。今後も機器分析に関する技術開発やさまざまな分野の研究者を招いてのセミナーを積極的に開催していく予定です。

 

アプリケーションノートの表紙