先端機器分析センター技術講習会を開催しました

2019年01月09日

2018年12月26日(火)~28日(金)、帝京大学宇都宮キャンパスにて、先端機器分析センター技術講習会を開催しました。
この技術講習会では、アジレント・テクノロジー株式会社アプリケーションスペシャリスト 軸丸裕介氏を講師に招き、LC-MS/MSを用いた植物ホルモン定量解析のためのサンプル調整法に関する最新の手法について、実際のサンプルを用いてご指導いただきました。
植物ホルモンは、植物の成長や環境応答を調節する重要な低分子化合物です。近年の科学技術の発展に伴い、分析装置の高性能化が進んできておりますが、生体内には非常に低い生理濃度で存在するため、正確な定量解析には、精度の高い抽出・精製と、高感度かつ選択性の高い検出法が重要となってきます。これまでに本学理工学部バイオサイエンス学科および先端機器分析センターでは、LC-MS/MSなどの分析機器を用いて、植物ホルモンの生理機能に関する研究を進めてきましたが、今後、多種多様な研究材料や高感度の定量解析に対応するためには、試料の種類・状態や目的など、用途に的確に対応するサンプル調整・前処理法の開発が必要となります。
当日は、本学の教職員らが参加し、最新の手法による植物ホルモン抽出と精製法の講習を受けました。参加者からは、「さらに高感度で選択性の高い植物ホルモン抽出法の講習を受けることができ、大変参考になりました。植物ホルモンに限らず、さまざまな機器分析に応用できる内容だったので、大変有意義な講習会でした」との感想がよせられました。
先端機器分析センターは、宇都宮キャンパスに既存の機器、また今後導入する共用性の高い先端機器を大学全体の研究資源と位置づけ、利用、保守、管理ならびに運用を共同で行うことを目的として2018年4月に設立しました。今後も機器分析に関する技術セミナーやさまざまな分野の研究者を招いてのセミナーを積極的に開催していく予定です。

 

当日の様子

当日の様子

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