先端機器分析センター研究セミナーを開催しました

2018年08月01日

2018年7月26日(木)、帝京大学宇都宮キャンパスにて、第1回先端機器分析センター研究セミナーを開催しました。
記念すべき第1回目となるセミナーでは、「真珠のバイオミネラリゼーション」の演題で、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 鈴木道生氏にお話しいただきました。真珠は宝石として珍重されていますが、その輝きは炭酸カルシウムと有機物が複合した微細構造によるものです。有機物がどのようにマイクロ、もしくはナノオーダーの炭酸カルシウムの形態や多形を制御するのか、いまだに詳細なメカニズムは不明のままです。
鈴木准教授らの研究グループでは、真珠をはじめ、さまざまな生体鉱物(バイオミネラル)に含まれる有機物の構造と機能に着目し、バイオミネラリゼーションがどのような機構により制御されているのかを明らかにすることを目的として研究を進めており、講義では真珠の一般的な話から、真珠層から新規に見出した基質タンパク質についての構造と機能の研究について話されました。
本センターは、宇都宮キャンパスに既存の機器、また今後導入する共用性の高い先端機器を大学全体の研究資源と位置づけ、利用、保守、管理ならびに運用を共同で行うことを目的として2018年4月に設立しました。今後も機器分析に関する技術セミナーやさまざまな分野の研究者を招いてのセミナーを積極的に開催していく予定です。

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当日の様子1

当日の様子2