生物研究部が企画展で活動報告を行いました

2018年03月03日

2018年2月25日(日)、栃木県立博物館(宇都宮市)で開催されている企画展「あつまれ!自然好き」において、帝京大学宇都宮キャンパスの生物研究部が「長岡樹林地のトウキョウサンショウウオ」と題し、部として初めての活動報告を行いました。栃木県立博物館では、毎年春に県内の自然愛好団体の交流の場として企画展を設けており、今回で10回目の開催となりました。

宇都宮キャンパスの約2km南に長岡樹林地があり、この樹林地は公益財団法人グリーントラストうつのみやが保全活動を行っている保全緑地の1つで、県内でトウキョウサンショウウオが生息している北限でもあります。毎年春先に特徴的な卵嚢を産むことからトウキョウサンショウウオがこの樹林地に生息していることは判明していますが、その成体を発見することは稀です。そのため、非繁殖期における生態は明らかになっていません。生物研究部では、樹林地内の生き物モニタリング活動に参加しており、トウキョウサンショウウオがどこでどのように生きているのかを明らかにするべく、2017年から捜索活動も始めました。しかし、この1年は繁殖期にオスの成体を2匹発見しただけに終わり、捜索方法の再検討を余儀なくされています。

今後も地道に活動を続け、トウキョウサンショウウオの生態解明をめざすと同時に、当樹林地の保全活動にも貢献していきます。

 

当日の様子01

当日の様子02

トウキョウサンショウウオの卵嚢(出典:グリーントラストうつのみや長岡の森WGパンフレット)

当日の様子03

トウキョウサンショウウオのオス成体