公開講座「アスリートの動作を評価する-3次元動作分析を用いた評価方法-」を開催しました

2020年03月02日

2020年2月27日(木)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて、公開講座「アスリートの動作を評価する-3次元動作分析を用いた評価方法-」を開催しました。

公開講座は「アスリートたちはなぜハイパフォーマンスを発揮できるのか~アスリートの心理、動作、コーチとの関係性に学ぶ~」と題した全3回で実施され、最終回となる今回は、帝京大学医療技術学部柔道整復学科講師 藤井宏明が講演を行いました。

東京五輪が開催予定の2020年は、世界のトップアスリートを間近に見ることができる貴重な機会です。トップアスリートの驚異的なパフォーマンスは、どのようにして培われ、大舞台で発揮できるのかを動作分析の視点から解明していく内容となりました。

藤井研究室では、動作の撮影・分析ができるモーションキャプチャシステム(VICON)や複数台のハイスピードカメラを用いて、スポーツ動作の動きに関する力学的メカニズムの解明・一流アスリートの動きや特徴を明らかにすること・スポーツ障害などについて研究を行っています。

今回の公開講座では走る動作や垂直飛びを例にとり、どのようなデータを測定するのか、また測定したデータをどのように指導やアスリートのパフォーマンス向上に役立てるかなどを実際の測定データを用いて説明しました。例えば、走る動作では、1歩分の歩幅である「ストライド」と1秒間に何回足を回転させるかという「ピッチ」を掛け合わせることがスピード(疾走速度)につながります。選手の「ストライド」と「ピッチ」を測定し、目標とする一流アスリートと比較することによって選手の現状を明らかにし、目標に近づけるためのトレーニングプログラムやコーチングを行うことが可能となることを説明しました。

今回は、受講者から「講義がよく理解できてとても楽しく過ごせた」「測定したデータに対してどのようなフォームで走っているのかなど実際の例で紹介してもらい参考になった」などの感想が寄せられました。講演終了後も教員に個別質問が出るなど、参加者の方々の積極的に学ぶ姿勢が感じられる大変有意義な講演となりました。

全3回の講座において、職業や年齢を問わず多くの方にお越しいただき、今回の公開講座も盛況のうちに終了いたしました。ご来場いただいた受講者の皆さま、ありがとうございました。今後も霞ヶ関キャンパスでは本学で行われている研究を社会に発信していきます。

 

■2019年度帝京大学霞ヶ関キャンパス公開講座

 

当日の様子01

当日の様子02