公開講座『アスリートたちはなぜハイパフォーマンスを発揮できるのか、新しい時代のスポーツコーチング-アスリートのパフォーマンスを「コーチとの関係性」から考える-』を開催しました

2020年02月25日

2020年2月20日(木)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて、公開講座『新しい時代のスポーツコーチング-アスリートのパフォーマンスを「コーチとの関係性」から考える-』を開催しました。

公開講座は『アスリートたちはなぜハイパフォーマンスを発揮できるのか~アスリートの心理、動作、コーチとの関係性に学ぶ~』と題した全3回で実施され、第2回目となる今回は、帝京大学スポーツ医科学センター助教 細川史裕が講演を行いました。

東京五輪が開催される2020年は、世界のトップアスリートを間近に見ることのできる貴重な機会となります。トップアスリートの驚異的なパフォーマンスは、どのようにして培われ、大舞台で発揮できるのかをコーチングの視点から解明していく内容となりました。

コーチは、専門的知識(スポーツや競技における知識)・対他者の知識(人間関係を構築するための知識)・対自己の知識(コーチが自分自身を高めるための知識)の3つの知識を用いて、アスリートの「4C's」と言われる有能さ(Competence)、自信(Confidence)、関係性(Connection)、人格(Character)の4点を満たしていくことが求められます。

そして、アスリートがパフォーマンスを向上させる上で重要な動機付けについて、活動自体から得られる満足によって生み出される「内発的動機」と、活動とは直接関係のない外的なことから得られる「外発的動機」があることを説明しました。またコーチとして、アスリートに動機を与える有効な手段としてアスリートの自律性を支援すること(自律性の欲求)・有意味な情報と達成へのサポートを提供すること(有能性の欲求)・対敵的ではなく思いやりのある関係性を築くこと(関係性の欲求)の3つを挙げ、これらが同時に満たされたときにアスリートは意欲的になり、モチベーションの質が高まることなどを解説しました。

今回は、参加者が二人一組になり、お互いがイメージした動物を質問し合うようなアクティブラーニング型の学習時間も設けられていたため、ただ聞くだけではなく、いくつかの演習をまじえての参加型の講義が良かった、参加型の講義形態は効果的だったとの感想が寄せられました。講演終了後も教員に個別質問が出るなど、第2回の公開講座も参加者の方々の積極的に学ぶ姿勢が感じられる大変有意義な講演となりました。

 

■2019年度帝京大学霞ヶ関キャンパス公開講座

 

当日の様子01

当日の様子02