帝京大学産学連携クロストーク~デザイン×イノベーション:パッケージデザインの可能性~を実施しました

2019年11月06日

2019年10月25日(金)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて、本学経済学部経営学科講師 三竝康平と経済産業省の共同プログラムであるプレ金大学の第2回目を実施しました。プレ金大学は、経済産業省が主導するプレミアムフライデーにおける社会人の方々への学びなおしの機会の提供を目的とした取り組みです。

今回は「帝京大学産学連携クロストーク~デザイン×イノベーション:パッケージデザインの可能性~」と題して、東北・福島県の復興支援などを目的として企業と連携して取り組んでいる「帝京大学発ヨーグルトプロジェクト」のパッケージデザインを検討すべく、デザインやその可能性について、第一線で活躍する建築家の先生方を「意匠」のスペシャリストとしてお招きし、パッケージデザインのイノベーションについてワークショップ形式で議論し、公開型クロストークを実施しました。

当日は、本学知的財産センター長・教授 中西穂高の開会のあいさつから始まり、その後GENETO GROUP共同代表・大阪成蹊大学芸術学部准教授 山中コ~ジ氏よりクロストークを行っていただきました。GENETO GROUPは京都と東京に拠点を置く建築設計事務所であり、「新たな価値観の創造」を軸に家や空間の設計・家具の制作のみならず、廃材を利用した誰でも作れる家具の発案など幅広く活動されています。デザインをテーマにした本イベントではGENETO GROUPでの取り組みやこれまで制作したハンガーや花瓶などユニークな製品について紹介していただきました。また、ワークショップでは三竝ゼミのアートディレクターを務めるOJAR代表・京都造形芸術大学非常勤講師 大脇淳一氏が、三竝ゼミのゼミ生との共同デザインプロジェクトについて報告も行いました。三竝ゼミの学生はこれまでヨーグルトのパッケージをデザインする上で、国内外のパッケージデザインの分析やヨーグルトの需要などのアンケート調査を行ってきました。その結果をふまえ、本ワークショップでは「本学の学生・教職員・本学に訪れた来訪者にヨーグルトの魅力が伝わるデザイン」をテーマにグループごとにデザイン考えました。各グループには三竝ゼミの学生も参加し、一人ひとりがデザインを考えはさみやカッターなどを使わず自らの手だけでパッケージのデザインを制作し、グループ内で代表作を決めプレゼンテーション形式にて発表しました。発表では、ヨーグルトを朝食べるイメージがあることから優しい色と朝日をイメージした作品や、帝京大学のスポーツを象徴した赤をモチーフにした作品、一週間食べられるように7つで1パックにした作品など趣向を凝らした作品ばかりが見られました。参加者は、本学学生・大学院生をはじめ、大学の教員や企業・建築士事務所等にお勤めの方から自営業・フリーランスの方々まで多岐にわたっていましたが、それぞれのグループごとに発表しあうことにより年齢や職業関係なくデザインについて議論する姿が見られました。

イベントの最後には先生方からデザイン案に対する講評があり、三竝講師は「これまでデザインについて学ぶことがあまり無かった経済学部の学生たちが、社会人の方々と共同でデザインについて真剣に考える姿に成長を感じた。大人が考えたことに学生が混ざるのではなく、学生が考えたことを周りで支えていきたい」と述べました。また、最後には経済産業省 商務・サービスグループサービス政策課教育産業室室長補佐 矢島正崇氏より、今回のプレ金大学に携わっていただいた方々への感謝と、「帝京大学発ヨーグルトプロジェクト」の今後の発展を願う閉会のあいさつがあり、盛況のうちに終了しました。今後も、帝京大学では教育・研究の成果を社会へ発信していきます。

 

当日の様子01

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