共読サポーターズが造本作家駒形克己氏のワークショップに参加しました【帝京大学メディアライブラリーセンター】

2018年10月29日

2018年9月19日(水)・28日(金)、帝京大学八王子キャンパスACT Threeにおいて、「共読ライブラリー」セカンドステージ「未来の図書館(MITO)」企画として造本作家の駒形克己氏によるワークショップを開催し、共読ライブラリーの学生組織である共読サポーターズが参加しました。

本ワークショップは共読サポーターズの表現力、発信力、想像力を高めることを目的として開催され、その成果物をMITOのプロトタイプとして発表することを想定しています。駒形氏のワークショップでは、「からだで読む」をテーマに本の読み方の可能性を広げる1つの方法として、色覚障がいの方も楽しめるような本づくりを実施しました。

 

第1回目の9月19日(水)は、駒形氏によるトークセッションと4人1組のグループに分かれて作りたい本のテーマやストーリーを話し合いました。

トークセッションの中で駒形氏は「未来の図書館が読書の多様な個性を大切にする場所であってほしい。色覚障がいの方も楽しめるような本をつくりたい」と今回のワークショップを実施した経緯を語りました。その後、グループに分かれて作りたい本のストーリーを話し合い、第1回目を終了しました。学生たちは想像を膨らませ、ストーリーを考えました。

 

第2回目の9月28日(金)は、第1回目に話し合った内容をもとに色画用紙を使って本を作成し、発表を行いました。学生たちは色覚障がいを持つ方が識別しづらい色の組み合わせとストーリーのつながりを意識し、駒形氏にアドバイスを受けながら本づくりに取り組んでいました。

発表は、「赤ちゃんの一日」「命のつながり」「夏の縁側」など内容はさまざまで、色についても、あえて識別しづらい色を組み合わせて1色に見えるようにするなど、各グループで知恵を出し合い、工夫を凝らしている様子が伺えました。

参加した学生からは「今まで色覚を意識したことはなかったので、自分が普段当たり前だと思っていることが当たり前ではない人もいることを考えないといけないと感じた」「色の工夫が難しく頭をたくさん使った」「くじ引きでグループを決めたので学年を越えたかかわりができてとても楽しかった」といった感想があり、大変貴重な経験となったようです。

 

今回作成した本は製本所で1冊の本にし、2018年10月30日(火)~11月1日(木)にパシフィコ横浜アネックスホール(神奈川県横浜市)で行われる「第20回図書館総合展」の帝京大学のブースに展示されます。また、10月30日(火)に同展示会で開催するフォーラムに駒形氏も登壇されます。ぜひお越しください。

 

フォーラム概要

■日時:2018年10月30日 (火) 13:00~14:30

■タイトル:共読ライブラリー 未来の図書館研究所「読書で学びをデザインする」―遊びを学びに変えるロール・ルール・ツール

■会場:パシフィコ横浜 第4会場

■登壇者:MELIC職員、共読サポーターズ、スペシャルゲスト 駒形克己氏(造本作家・デザイナー)・東亨氏(空間デザイナー)

■共催:図書館総合展運営委員会

 

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