『週刊読書人』に、本学学生の書評が掲載されました

2017年04月26日

1958年5月に創刊された書評紙『週刊読書人』に、帝京大学文学部史学科4年 金子美由紀さんの書評が掲載されました。
『週刊読書人』では、毎週1人の大学生が自分で選んだ本の書評を書く「書評キャンパス 大学生がススメる本」を2017年4月7日号からスタート。栄えある第1号の大学生書評家に金子さんが選ばれました。
「書評キャンパス」は著名な作家や文芸評論家、大学教授の書評が紙面を飾る『週刊読書人』において、大学生の若い感性が新しい風を吹き込む新企画です。発行元である株式会社読書人の黒木重昭社長も「全国の多くの大学生がこの記事に接して、自分も読んでみようという気持ちになって欲しい」と強い期待を寄せています。

尚、書評執筆は2012年から開始した帝京大学「共読ライブラリー」の活動が同社の目に留まり、依頼されたもの。4月14日号には、金子さんと同じく、「共読サポーターズ」の文学部日本文化学科3年 石山奈緒子さんの書評が掲載されています。

図書館総合展ブックレット

 

金子美由紀さんコメント(文学部史学科 4年)

すべてが初めての経験で、いいものが書けたという達成感と新企画の一人目に選んでいただいことに驚いています。お薦め本として選んだ重松清さんの『小学5年生』は、環境が変わる節目に繰り返し読んでいる本で、幼いころの感情や情景がよみがえる、私にとって卒業アルバムの文集のような作品です。身体は大人ではないけれど、心も子どもでない、大人と子どもの狭間にいる小学5年生。あの時に感じた何とも言えない気持ちの意味を、本書は身も心も大人になったみなさんに教えてくれると思います。特に、私と同じように就活をがんばっている同世代に、この本を読んでホッとしてもらいたいですね。

図書館総合展ブックレット

石山奈緒子さんコメント(文学部日本文化学科 3年)

若者の活字離れが社会問題になっていますが、大学生も本を大切にしていることを知ってほしいという想いから、ジブリ作品で有名な宮崎駿監督の本をお薦め本として選びました。本はたくさん読むべきだと思っていた私に、人生に寄り添う一冊に出会えることが大切だと教えてくれた本書。書評ということで、難しく考えてしまったこともありましたが、みなさんにこの本の良さを知ってもらいたいという気持ちで、感じたことを思うままに書かせていただきました。『週刊読書人』は本に精通されている方が購読されていると思うので、どのように感じていただけるのか不安な面もありますが、私の書評を読んで、本書を手に取っていただけたら嬉しいです。

図書館総合展ブックレット

 

『週刊読書人』はメディアライブラリーセンター(MELIC)1 階新聞コーナーで読めます。「週刊読書人ウェブ」にも掲載中。

 

書評で取り上げられたおふたりのお薦め本は、MELIC で所蔵しています。
◎『小学五年生』重松清著. 文藝春秋, 2009. ( 文春文庫し-38-8)
 配架場所:1F 文庫コーナー B/BU/ し-38-8
◎『本へのとびら: 岩波少年文庫を語る』 宮崎駿著. 岩波書店, 2011. ( 岩波新書 新赤版 1332). 
 配架場所:2F 基本文庫新書 B/IS/ R1332