帝京大学シルクロード学術調査団 第3次調査速報 vol.4

調査3日目

昨日にひきつづき、ドローンによる空撮を実施。

天気予報では明日から雨ということで、本日がアク・ベシムの撮影最終日となりました。

DCIM100MEDIADJI_0665.JPG

日中は少し風がありましたが、日差しも安定した撮影日和でした。

DCIM100MEDIADJI_0219.JPG DCIM100MEDIADJI_0220.JPG

 

褐色のアク・ベシム。

草が枯れたことで、春の緑一色の頃よりも遺跡の形状がよくみえるようになりました。

DCIM100MEDIADJI_0615.JPG DCIM100MEDIADJI_0616.JPG DCIM100MEDIADJI_0617.JPG DCIM100MEDIADJI_0618.JPG

 

上の写真は、シャフリスタンのネストリウス派キリスト教寺院(調査区)を撮影したものです。

今回の調査で撮影した測量記録用の写真枚数は、1200枚を超えました。

これから写真を解析して、地形図を作成していきます。

 

天候不良もあって、残念ながら遺跡の景観を撮影することがほとんどできませんでした。

下記写真は唯一周りの様子を伝えるために撮影したもので、ラバト調査予定地と天山山脈方面を撮影したものです。

来年春、この場所で調査を行います。

DCIM100MEDIADJI_0696.JPG

 

________
本調査は、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究B(海外学術調査)(課題番号15H05166)研究代表者 山内和也「中央アジア、シルクロード拠点都市と地域社会の発展過程に関する考古学的研究」と連携して実施している。

ページのトップへ戻る

l