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臨床検査学科紹介

この授業に注目!

臨床微生物検査学Ⅰ・Ⅱ

細菌の同定方法から抗菌薬の適切な選択まで、幅広い知識と技術を学びます。現代社会では薬が効かない菌(薬剤耐性菌)の問題が増加し、注目を集めています。感染症の原因菌検出(菌種同定)のみならず、薬剤耐性菌検出法や実践的な感染制御対策を身につけます。実習では、これは何だろう、なぜこういう結果が得られるのかを考える観察力と注意力が大切です。

 

臨床細胞学

細胞診検査は顕微鏡でがん細胞などを見出す形態学的検査に分類されます。がんを発見する他の検査法(画像、遺伝子、生化学検査)と異なり、がん細胞を顕微鏡で直接確認する検査です。3年次前期では基本的知識(婦人科、呼吸器、泌尿器、体腔液領域)を学び、後期では各種がん細胞の顕微鏡(鏡検)実習を行い形態学的特徴を学びます。数値で比較できない分野ですので鏡検実習が重要です。

 

生理検査学実習

超音波や心電図、脳波などの実習で扱う検査機器は診療用の実物を使用します。装着しただけで生体情報を収集できると思いがちですが、有用な情報を得るには 精緻な人体の仕組みを理解していることが大切です。さらに患者さんの病態を引出すには高い「技術」と共感できる「心」の醸成が肝要です。

 

[Topics] 臨床検査技師は、 病気の早期発見に貢献

医師が的確な診断・治療を行うには、患者さんの生体から得られる血液やウイルスなどの各種検査結果および分析データが必要です。臨床検査技師は、このような検査・分析を行うスペシャリスト。その仕事は「検体検査」と「生体検査」の2つに大別されます。検体検査には微生物学的検査、血液・免疫血清学的検査、組織や細胞を調べる病理学的検査、血液中の化学物質濃度を調べる生化学的検査、寄生虫学的検査などがあり、生体検査としては、患者さんの身体から微弱な電流を取り出したり、超音波を使って情報を収集する生理学的検査があります。臨床検査技師が行うこれらの検査は、治療の入口ともいえるもので病気の早期発見などに大きく貢献しています。

 

Student Message

 

正確な調査と分析でチーム医療に貢献できる医療人に。

隣接する医学部附属病院の先生から、最新の医療事情をふまえた授業を受けられるため、生きた知識が身につきます。学年があがるにつれて臨床検査医学に関する専門科目も多くなり、「自分は医療人になるんだ」という意識が高まっているのを感じますね。将来は正確な調査と分析で力を発揮できる、チーム医療の一端を担う人材として活躍したいです。

(臨床検査学科4年・三輪田学園高校 出身・益田 佳奈さん)

 

臨床検査学科の特長

検査データについて議論できる、データ解析のスペシャリストを育てたい。

  • 医療の安全性を確保するため、リスクマネージメント教育に力を注ぎます。同時に対話を重視し、患者さんに気持ちのよい医療サービスを提供できるようにします。
  • 臨床検査医学に関する専門的な知識・技術を修得するとともに、チーム医療における役割なども重視。常に適切な行動が取れる、倫理観の高い人材を育てます。
  • 近年、世界的な規模で流行する感染症が増えています。予防医学的な対処法も含め、医療の国際化に対応できる臨床検査技師を育成します。

カリキュラムのしくみと専門科目( 2011年度)

●:必修 無印:選択

1年
化学、生物学、物理学、数学、英語などの基礎分野の必修科目とともに、さまざまな人文科学の科目を履修し、幅広い見識を高めます。また、通年で必修としている「医療基礎論」と「医学概論」はホームルームも兼ねて授業を行います。両科目とも、医療人として必要な基礎知識や心構えを教育することに重点を置いています。教員ごとの講義内容の相違点や類似点を把握し、学生が自ら主体的にとらえ直すよう訓練しています。

●医療基礎論
●医学概論
●化学Ⅰ
●化学実験
●生物学Ⅰ
●生物学実験
●物理学
●数学Ⅰ
●情報科学
●英語
●生命倫理
●医療コミュニケーション

●救命救急医学概論
倫理学
宗教文化論Ⅰ
宗教文化論Ⅱ
社会情報論Ⅰ
社会情報論Ⅱ
心理学Ⅰ
心理学Ⅱ
国際ボランティア概論Ⅰ
国際ボランティア概論Ⅱ
法学Ⅰ
法学Ⅱ

経済学Ⅰ
経済学Ⅱ
化学Ⅱ
生物学Ⅱ
数学Ⅰ

2年
解剖学、生理学、組織細胞学、病理学、生化学などの専門基礎分野と、「臨床検査総論」「血液情報解析学」「臨床化学Ⅰ」「臨床微生物検査学」、「免疫検査学Ⅰ・Ⅱ」「臨床生理学Ⅰ」「検査機器学」などの専門分野を学びます。正常な臓器別の形態と機能を十分に理解し、記憶するとともに、これらの臓器の連携した働きの上に生命の営みが成り立っていることを理解します。実習では、講義で学んだことの知識の整理をし、実践的な手技を身につけます。

●医用数学
●医学英語
●解剖学
●解剖学実習
●生理学
●生理学実習
●組織細胞学
●組織細胞学実習
●病理学
●生化学
●生化学実習
●病理検査学実習
●臨床検査総論
●臨床検査総論実習

●血液情報解析学
●臨床化学Ⅰ
●微生物学総論
●臨床微生物検査学Ⅰ
●微生物検査学実習
●免疫検査学Ⅰ・Ⅱ
●臨床生理学Ⅰ
●検査機器学
薬理学
分析化学
実験動物学


3年
2 年次に履修した専門基礎分野をさらに発展させ、「臨床病理学」「寄生虫検査学」「血液検査学」「臨床細胞学」「遺伝子検査学」「放射線科学」「臨床化学Ⅱ」「臨床生理学Ⅱ」「検査管理学」など、実地に応用される専門分野の必修科目を履修。より実践的な臨床検査学的事項を、将来の専門性を意識して学ぶよう指導します。

●公衆衛生学
●公衆衛生学実習
●保健医療福祉総論
●医用電子工学
●医用電子工学実習
●ヒューマンエラーと危機管理学
●臨床病理学
●寄生虫検査学(実習含む)
●血液検査学
●血液検査学実習
●臨床細胞学
●臨床細胞学実習

●遺伝子検査学
●遺伝子検査学実習
●放射線科学
●放射線科学実習
●臨床化学Ⅱ
●臨床化学実習
●免疫検査学実習
●臨床生理学Ⅱ
●生理検査学実習
●臨床生理学Ⅱ(画像検査学含む)
●検査管理学
●関係法規

●臨床検査特論Ⅰ
健康食品学
健康食品関係法規学
臨床微生物検査学Ⅱ
臨床微生物検査学実習

4年
3 年次までに履修した科目の総仕上げ。グループごとに行う実習病院での臨床実習が主となり、臨床検査技師の国家資格取得をめざします。また、更に専門性を深めたい学生のために「細胞検査士特論」と「特別研究」の自由選択科目も設けます。

●病態解析演習
●臨地実習
●臨床検査特論Ⅱ
細胞検査士特論
特別研究(卒業研究)




教員紹介

 

[学科長] 宮澤 幸久 Yukihisa Miyazawa


専門分野:臨床検査、末梢血管疾患の診断と治療
Profile:東京大学医学部卒業。医学博士。東京厚生年金病院外科、東京大学医学部第一外科学教室を経て、1982年本学医学部第二外科学講座講師。同講座助教授を経て、1995年から2011年3月まで医学部臨床病理学教授、帝京大学医学部附属病院中央検査部長を兼任。2008年から日本臨床検査医学会理事長。

 

教員紹介・検索


取得できる資格

  • 臨床検査技師(国家試験受験資格)
  • 健康食品管理士受験資格

進路・就職実績

・帝京大学医学部附属病院
・筑波大学附属病院
・東邦大学医療センター大森病院
・埼玉医科大学病院
・亀田総合病院
・横須賀共済病院
・東京北社会保険病院
・千葉県職員(臨床検査技師)
・㈱ビーエムエル
・㈱保健科学研究所
・三菱化学メディエンス㈱
…etc.

 


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他学科のご紹介


「医療人」を育てる (臨床検査学科 在学生の声)

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