帝京大学産業保健高度専門職養成の大学院プログラム 授業科目の紹介

演習・実習・実地研究を通して実践力を養っていきます

産業界と共同した実践的なカリキュラムに加え、ハーバード大学やケンブリッジ大学などと提携した特別講義を通して、産業保健分野の国際的な最新の動向について触れるとともに、現場で通用する力を磨いていきます。

授業科目の一覧

※2016年4月現在(2017年度は一部変更となります)

区分 授業科目 授業形態 コマ数 時間数
必修科目 疫学概論 講義・演習 15 90時間
基礎生物統計学 講義・演習 15
産業保健学 講義 15
産業環境保健学実習(産業保健高度人材養成実習) 実習 15
実地研究 実習 30 45時間
選択科目 産業環境保健学概論 講義・演習 8 12時間
産業中毒学 講義・演習 8 12時間
リーダーシップ・マネジメント論 講義・演習 8 12時間
特別講義(メンタルヘルス専門職のスキルアップ) 講義(集中) 8 12時間
特別講義(労働衛生技術の能力養成) 講義(集中) 8 12時間
特別講義(産業保健師マネジメント能力育成) 講義(集中) 8 12時間
特別講義(産業環境保健学) 講義(集中) 8 12時間
環境アセスメント実習 実習 8 12時間
実践特別セミナー(統括産業医養成) 演習 8 12時間

※選択科目は都合により変更となる場合があります。

修了要件

※2016年4月現在(2017年度は一部変更となります)

1. 必修科目5科目(実地研究を含む)及び選択科目2科目以上の合計159時間以上を受講すること。
2. 必修科目の実地研究において、研究報告が基準レベルを達成すること。

上記1、2を満たした受験生には、学校教育法に基づき本学より履修証明書を交付します。

授業科目の概要

※2016年4月現在(2017年度は一部変更となります)

区分 授業科目 概要
必修科目 疫学概論 疫学研究方法論の基礎について学ぶ。疫学の定義、因果関係の立証法、疫学研究の倫理指針(同意・個人情報保護を含む)にはじまり、記述疫学研究と仮説検証研究(観察研究と介入研究)の違いといった研究の分類を学ぶ。
基礎生物統計学 実例を中心として、医学研究で得られる様々なデータについて、無作為割付とデータの種類や分布の特徴を理解し、適切なデータの要約やグラフ表示の方法を学ぶ。推定(信頼区間)と仮説検定の概念を理解する。臨床試験で頻出である、反応変数が連続変数、2値変数および生存時間であるそれぞれの場合について、2群比較の方法とその際の共変量の調整方法を学ぶ。
産業保健学 環境保健学は、環境からの有害影響をその要因から理解し、対策を検討することを目的としている。環境リスク論をベースに環境保健学を理解し、環境問題とそのマネジメントを俯瞰しつつ、環境からの有害影響別に対策とともに詳しく理解することを狙いとする。

産業環境保健学実習(産業保健高度人材養成実習)

産業保健学の基本的な知識の上に立ってある職場を取り上げ、作業環境管理・作業管理・健康管理・健康教育・総括管理などの視点から検討し、課題に対する対策提言についてグループ討議発表を行い提言書を作成する。
実地研究 年間を通してアカデミックアドバイザーおよびリサーチアシスタントの支援を受けながら、自身が直面している課題を問題解決型アプローチで取組み、解決策を適用し、その評価も行う。
選択科目 産業環境保健学概論 必ずしも産業医学を専門としない公衆衛生の実務家のために、基本的な産業保健の制度、法、組織および産業中毒学の概要を学ぶ。環境保健学とは、様々な環境中の有害要因による健康影響を制御して健康を保つことを目的とし、環境からの有害影響別に対策とともに詳しく理解する。
産業中毒学 有害要因を化学的要因、物理的要因、生物学的要因、および心理社会的要因に分け、それぞれの特徴を把握するとともに、各群に属する主な有害要因とそれによる健康障害、及びそのような曝露が発生する作業や状況及びそこにおいて健康障害を防止するための対策を考える。
リーダーシップ・マネジメント論 組織一般の理解を深めるために一般の経営学を基礎にした学習を行う。また、いわゆる正解のない分野であるため、異なる視点からの討論を中心に講義を進める。これらの内容を通じて、公衆衛生分野で将来のリーダーとなるべき人材として必須の知識・技能を修得することを基本目標とする。

特別講義(メンタルヘルス専門職のスキルアップ)

厚労省の「精神障害の労災認定」の認定基準で示された心理負担の強度を含めた具体例をケースとして活用した議論を行う。

特別講義(労働衛生技術の能力育成)

作業環境管理・作業管理で用いられる物質の代替局所排気装置や全体換気装置等の工学的対策、作業方法ならびに保護具の使用等について学習する。

特別講義(産業保健師マネジメント能力育成)

企業での産業保健師の経験もある実務者教員を中心にケースを用いた講義・演習とする。産業保健師の倫理、企業の意思決定のルール、他職種との合意形成、プレゼンテーション技術などについてケースを用い、講義と演習を組み合わせグループディスカッションを行う。
特別講義(産業環境保健学) 環境保健概念の実社会への適用法を学ぶことで正しい意思決定に資するのが第一の目的である。それは実践を通して修得される技術であり、そのためケースについての討論を中心にコースは組み立てられている。
環境アセスメント実習 基本的な環境測定機器を実際に操作し、測定し、温熱測定・照度・騒音・粉じん・放射線・化学物質についての基本的な職場環境のアセスメントができるように実習を行う。さらに,作業環境測定士による測定結果を理解し活用できるような実習とする。

実践特別セミナー(統括産業医養成)

産業現場で起こっている様々な問題で解決に至った取り組みについて実務家教員が取組前の状態を説明し,討論を経て学生の案をまとめさせ,実際の解決策を比較検討する。また、組織一般の理解を深めるために、経営学的学習を行う。

※選択科目は上記内容が一部変更となる場合がございます。

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